1月15日(木)
Singapore Math については、その後特に大きな動きはなく、どうしているのかな、と思っていたら、今日はNJの"プロフェッサー"が視察に来たのだそうです。どういうバックグラウンドの方かはわかりません。ただ花子ちゃんから”プロフェッサー”と聞いただけです。でも、校長先生が妙に神妙な顔でクラシック・カフェにまでアテンドしていました。一日かけてあちらこちらの教室をまわったようです。
花子ちゃんのクラスにやってきたときには、
「ケンは125ドル持っていましたが、2/5を使い3/5を貯金しました。彼はいくら貯金したのでしょう。」
という問題を皆に解かせたのだそうです。全員の解答を見て回った後、「良い」解き方をした3人を選んで黒板を使って説明をさせたのですが、その中に花子ちゃんが入っていたので、算数でこんな扱いを受けたことがいまだかつてない花子ちゃんは大喜びでした。花子ちゃんは、
「割合は、部分÷全体=割合で出せます。だから、部分がほしい時には、部分=全体×割合、全体が欲しい時には全体=部分÷割合、となります。この場合は、部分ですから、125X3/5です。」
と黒板に式を書きながら説明したのだそうです。プロフェッサーはとても気に入って、mathのデータベースにこの解答を載せて、皆が閲覧できるようにしてくれる、と言ったのだそうですが、これは、予習シリーズの割合の章の最初の1ページ目そのままですね。
それほどのことか、と思うのですが、本当に気に入ってくれたらしく、実はクラシック・カフェの始まる前に、入口に貼ってある出演者の写真の中で、花子ちゃんの写真がゆがんでいたので直しているところに、さっき書いたように、校長先生とscamamにとっては誰だか知らないお客様がやって来て立ち止まってしまったので、「これはうちの娘よ。今日、これから演奏するんですよ。」と申し上げたら、「おお、ハナコ、彼女を知っているよ。彼女はすごく算数が得意だね。」って言われて、そんなことがあったとは知らないscamamは、たじろいだのでした。更に、その後、念を押すように、担任の先生から花子ちゃんを通して、「プロフェッサーは、花子は算数もできるのに、ピアノもすばらしい、と言っていた、とお母さんに伝えてね。」というメッセージが伝えられました。
先生に子供が褒められれば親としては嬉しいけれど、本当にこれでいいのかねぇ、って逆に心配になってしまいました。いったい、アメリカの算数はどんなことになっているのでしょう。花子ちゃんが日本にいたとき、算数にどれだけ苦労したことか。こんな問題で「スーパー!」とか言われてしまうと、お調子者の花子ちゃんならいい気持ちになってしまうのではないかと、恐れをなすほどです。でも、そんな花子ちゃんでさえ、さすがに日本でのことは忘れていないらしく、「中学校からは日本人学校にしようかな。日本に帰るのが心配。」なんて言ったりしたので、少しはわかっているのかな、と安心しました。あっ、もちろんその後すぐに発言を撤回していましたが。