相場はビジネス 後編

・・ふう。-100Pipsか。
え~っと、ボブ、9時35分にポンド円をエントリー 9時37分にユーロ円をエントリー・・・
・・・1時間前のエントリーなんだっけww

よお。
ボブ:あ、おはよ~ございます
メタ:む。今日は驚かないな。
ボブ:どうせまた同じ登場の仕方だろうと思ってましたからね
メタ:く・・。・・・・ペッ
ボブ:あ、きたな!
メタ:私には逆らわない事だな。
ボブ:子供じゃないんですから・・・
メタ:ふん。ところで部屋は少し綺麗になったみたいだな。まだ足りないが
ボブ:昨日あれからすぐに掃除したんですよ
メタ:意外とやるじゃないか。私の師、ナポレオンヒル先生もDo It Nowと言っている。
ボブ:誰ですかそのナポレオンヒルって?新種の虫ですか?ww
メタ:ww
ボブ:ははwww
メタ:愛想笑いだ。全然面白くない。考察に入るぞ。
ボブ:・・・・
◆新しいインディケーターのお知らせ
相場の値動きが思ったよりボラティリティが少ない、
最近ゴールデンオーバーレイで勝てるようになりましたと言うお便りや掲示板での書き込みを結構頂いているので、
今は普通に使用しても良いかもしれない。
ただ、何があるかはまだ分からないので、指標発表前のトレードはくれぐれも用心してほしい。
ゴールデンオーバーレイは今月に入り値上げをしたが、代わりにBreakOutCatcherという新しいインディケーターを特典として付けることにしたので、良ければ検討してほしい。

ポンド円、ドル円、ユーロ円の値を常に観測し続けるインディケーターで、
例えばポンド円、ドル円、ユーロ円が指定のPips以上の上昇や下落を全て満たしたら、
アラートか、音声、メールを送ることができるインディケーターだ。
ちなみにアラートと、メールに送られるメッセージは

カイジ風にしてみた。
文字化けが気になる方は、メッセージを英語にすれば文字化けは無くなる(メールは日本語でも対応している)

ブレイク時のメッセージは自分で変更することが可能だ。少し遊び心を入れてみた。
多通貨を常に監視できるという点で、
今相場は円がキー通貨なのか、それとも、ポンドのみで動いているのか等の判断が用意にできるようにした。
理論的には、3つの通貨が同時に大きな値動きをすれば、強いトレンドが発生するのではないかと判断できるわけだ。
ゴールデンオーバーレイと併用して、ブレイクアウトキャッチャーが鳴れば、安全策として損切りを入れて様子を見た方が良い等の判断ができるようになるだろう。
あまり見かけないインディケーターだったので自分で作ってみた。用途は幅広いと思う。
設定値はまだ細かく検証していないが、ブレイクアウトキャッチャー用の記事もこれから書いていこうと思う。
◆トレードノートの利点
前置きがだいぶ長くなってしまった・・。
今回はトレードノートの書き方だ。
あくまでも私のお薦めなので、自分で既にやっているものがあれば、そちらを尊重してほしい。
トレードノートを書くことによって得られる利点は2つある。
利点1.経験が蓄積できる。
まず、トレードノートの一番良いことは、自分の経験を蓄積できるということだ。
自分のエントリーやイグジッドの結果を集積していくことで、
新たな改善策等や反省点が必ず生まれてくる。
漫然と相場に入り、エントリーやイグジッドを繰り返していたのであれば、
経験は蓄積されず、どうせ忘れてしまうので、上達は遅い。というか、ほとんど上達しない。
自分の足跡を残しておくためにも、トレードノートはしっかりと取っていこう。
利点2 不要なエントリーを無くす
毎回必ず書くことを義務付けることで、曖昧なエントリーや無駄なエントリーを減らすことができる。
もし、トレードノートに書くことができない、頭が熱くなっていて掛けなかったトレードがあれば、
9割がたそれは損失のトレードになっているだろう。
このように、トレードノートに書く余裕の無い精神状態でのエントリーは危険だということも、段々とわかってくる。
◆トレードノートの書き方
トレードノートに書いてほしいことは以下の9項目だ。
今日の目標
今日の反省
トレーダー点数
エントリー時間
エントリーした理由
出口戦略
手仕舞いした理由
獲得Pips
イグジッドまでにかかった時間
以上だ。順に説明していこう。
まずは1日に一回書けば良い項目からの説明だ。
今日の目標
まず取引を始める前に書いてほしいのがこれだ。
今日は何に気をつけてトレードをするのか。取引を始める前に自分への課題を最低一つは考えて、
「今日私は、必ずルール通りのトレードをしている。」
のように、現在形で目標が達成したように書こう。その方が目標が達成されやすい。
今日の反省
取引を終えたら1日の反省として書くのがこれだ。
1日を振り返り、自分がダメだったところはどこか、学んだところは何かを書こう。
上手くいかないエントリーがあれば、それは何故ダメだったのか、どうすればそれを克服することができるかを考えて、それを書こう。
その反省を、次の日の今日の目標にすれば、あなたのトレーダーとしての資質は毎日磨かれていくはずだ。
トレーダー点数
取引を終えたら1日の振り返りとしてトレーダー得点を計測しよう。100点から初めて減点法で考える。
例えば
チキン利食いをしたら-5点
ルール通りトレード出来なければ-10点
今日の目標を守れなかったら-15点
トレードノートを書かないで取引してしまったら-10点
のように、自分で得点を設定して、100点満点から始まり、1日の終わりは何点になっているかを数値的に判断する。
まずは、Pipsを稼ぐよりもトレーダー点数が100点を取れるように頑張ろう。
そうすればおのずと結果はついてくるはずだ。
例えその日が損失で終わってしまったとしても、トレーダー点数が高ければ胸を張って1日を終わって良い。
以下はトレード毎に書いてもらいたい項目だ。
エントリー時間 文字通り、エントリーした時の時間を書こう。
エントリーした理由 何故エントリーしたのか?その根拠を書こう。
出口戦略 エントリーしたらすぐにロスカット、ナンピン、イグジッドはどうするかプランを書こう。
手仕舞いした理由 なぜ手仕舞いしたのかを書こう。
獲得Pips 獲得(損失)Pipsはどれくらいか書こう。
イグジッドまでにかかった時間
エントリーから決済までの時間を書こう。これを書くと、だいたい手仕舞うまでにこれくらいの時間がかかるんだな。と言うのが分かるようになるので、取引していて不安な要素が減る。結構大事だ。
結構面倒くさいと思うが、やってみると色々なことが分ってくる。
大切なお金を掛けてトレードをしているわけだから、お互い一生懸命頑張っていこう。
メタ:今回は以上だ。規律を身に付けたトレーダーになろう。
ボブ:え。終わりですか?僕ほとんど出番がじゃあな。
バタン!
ボブ:・・・。
・・・・・・・・・・・・
・・ええと、本日もお越しいただき誠にありがとうございました。
取引の報告等はメタバイザーの放課後へどうぞ。
皆さんがどんどん上達しているようで、僕も負けられません!!
今日はもてなし用に綺麗な部屋にしておきましたw 僕の部屋にお越しいただきありがとうございました!