オーバーレイチャートの苦手な相場を見極める方法~レンジとトレンドを見極める~ポンド円篇 | ボブのブログ

オーバーレイチャートの苦手な相場を見極める方法~レンジとトレンドを見極める~ポンド円篇

メタバイザーおはよう諸君。

前方の虎、後方の狼という諺があるが、

前方のアイドル、後方の女優で、一人しか選べないとしたら、

人は行動を取れずに留保したまま死ぬのではないかと考えている

プチ鬱メタバイザーです。


さて、今日は昨日の続きだ。

昨日の重大なことだと指摘したポイントは、値動きの大きさは、反転にしろ連続にしろ持続するということだった。

この一件どうでもよさそうな法則は、一体何に活かせるのだろうか? ・・・。

・・・・今回はそのことを考察していこうと思う・・・。

・・・あ~だめだ。おいボブ、うっちん粒持ってこい。
ボブハイ先生、

これが巷で有名な、鬱にも聞くと言う春ウコン錠剤、

うっちん粒です!
  


メタ:うむ。。(鬱)この春ウコン錠剤、うっちん粒を飲むとするか・・・。

ボブ:水も置いときますね。

メタ:ゴク・・ゴク・・ !!!うっちん粒を飲んだら元気になった!

ボブ:プチ鬱、滋養強壮、健康維持にはこれ3錠!

メタ:心と体を整える!

ボブ:うっちん粒は700粒入りでお値段なんと2625円!!

メタ:のところを!

ボブ:今ならなんと、1680円でご提供させて頂きます!!

メタ:お申込みはこちらから!!

ボブ:書籍、「私はウコンでうつを治した!」も!ご好評いただいております!!



メタ:・・・・・・・・・・・・・・

ボブ:・・・・・・・・・・・・・・

メタ:いらん宣伝をしてまた鬱に戻りそうだ。。

ボブ:ええ・・・・・。



レンジとトレンドを見極める
気を取り直して講義を始めよう。うっちん粒は私は飲んだことが無い。適当なネタなので流してほしい。

効果のほどは・・・正直よくわからない。

さて、前回値動きの大きさは持続するということを考察することができたわけだ。

最初は大した発見じゃないなと思っていたのだが、ブロッコリーをひとかじりしたら閃いた。

この法則は、恐らく1分足でなく、日足でも適応するのではないか?と。

日足でも適応したらどうなるかを説明する前に、まずは日足の値幅が示すことについて考察しよう。


◆日足の値幅が示すもの。
日足とは、24時間の値動きを表したものだ。

なので、論理的に考えて、

レンジ相場の日は、日足の値幅は小さく、トレンド相場では、日足の値幅は大きい

はずだ。

レンジ相場もトレンド相場も値が歩く歩数(ティック数)は変わらないかもしれないが、

レンジ相場では同じ場所を行ったり来たり歩いているので24時間たった時点で歩いた足跡の長さ(値幅)は短く、

トレンド相場は目的地目指して一直線に歩いているので、24時間たった時点で歩いた足跡の長さ(値幅)は長い。

・・・。分かりやすい説明になっているだろうか。

まぁとりあえず、日足を見て、

値幅が少なければレンジ相場あるいはボラティリティが少ない相場で、

値幅が大きければトレンド相場あるいはボラティリティが大きい相場だったと判断することができるわけだ。


◆レンジ相場とトレンド相場を見極める方法とその定義

なので、レンジ相場かトレンド相場を見極める方法は、日足の値幅が予測できれば良いということになる。

さらっと書いているが、これは結構大事な概念だと思うぞ。ザ・メタバイザー新発見☆だ。

ここで前回の1分足の考察が生きてくる。

もし、日足でも値動きの大きさが継続するのならば、必然的に大きく値が動いた次の日はトレンド相場である可能性が高いのではないかと言うことだ。

今回はそれを検証してみた。

まずは何を以って値幅が大きいとするのか?そのことについて定義しよう。
値幅割合
図1 ポンド円の一日の値幅とその割合

上の図はポンド円の値幅(日足の高値-安値)と、その割合のグラフだ。期間は2007年1月~2009年12月迄になる。

最初1989年から検証してみたんだが、当時は今と値動きが違いすぎたので敢えて短くした。

値幅が210以下の日は33%程、260以下の日は50%、330以下の日は66%程というように見ていく。

一般的に、レンジ7割トレンド3割と言われているので、

ポンド円に於いて値幅が330以上の日をトレンド相場と定義することにした。

そうするとレンジ相場は値幅が330以下の日と捉えるのが普通なのかもしれないが、より確実にするために、

レンジ相場は値幅が260以下の日と定義し、210以下の日をチャンス相場と定義することにした。


◆日足でも値幅の大きさは継続傾向にあるのか

さて、これでレンジ相場、チャンス相場、トレンド相場の判断ができるようになった。

あとはこの値幅は事前に予測可能かということだ。

検証した結果、その答えは・・・・

予測可能だ。日足でも値動きの大きさは次の日に持続する傾向がわかった。

値幅判断
図2前日値幅と当日値幅の関係

上の図は、前日の値幅(高値-安値)と当日の値幅の平均を表したグラフになる。見づらければ画像をクリックすると大きくなるのでクリックしてくれ。

見方を説明すると、前日の値幅が130-140の時、当日の値幅は平均で190くらいになるということだ。

前日の値幅が240-250なら当日の値幅は平均で240くらい。

前日の値幅が330-340なら当日の値幅は平均で310くらい。ということだな。

凸凹はあるものの、基本的に前日の値幅の大きさと当日の値幅の大きさは比例関係にある。

よって、

前日の値幅が0~140までなら、当日はチャンス相場

前日の値幅が140~250までなら、当日はレンジ相場

前日の値幅が330~530までなら、当日はトレンド相場


ということが言える。あくまでも平均なので例外はあるが、そういった傾向が強い。

チャンス相場ではオーバーレイ逆張り手法で普段より厚く張り、

レンジ相場ではオーバーレイ逆張り手法を使い

トレンド相場ではサヤダッシュを狙った取引しかしない事をお勧めする。


これで、ローソク足でいう上ヒゲ(高値)から下ヒゲ(安値)の長さによる値幅の考察を行うことができた。

続いて、実態部分(終値-始値)の部分についての考察も行っていこう。


◆前日が陽線だった時の実態部分(始値-終値)と当日の値幅の関係

陽線翌日値幅
図3陽線の実態部分と翌日の値幅の関係

上の図は前日の陽線の実態部分と、翌日の値幅の関係を表したグラフだ。

青の線で囲まれたところがレンジ相場。赤の線以降はトレンド相場と判断する。

ここで注意してほしいのは、

実態部分(始値-終値)が0~20の時は、次の日値幅が大きく動く可能性が高いと言うことだ。

なので、もし、前日の値幅が120だったとしても(図2参照)、陽線の実態部分が20以下だったら、

当日はオーバーレイを逆張りでエントリーしない方がよいということだ。

高値-安値(図2)の値幅では330以上からがトレンド相場になっているが、

前日もし値幅(上髭ー下髭)が240だったとしても、ローソク足の実態部分が陽線で220だとすれば、

トレンド相場ということになり、

当日はオーバーレイで相場に入るのはサヤダッシュを狙った順張りで狙っていくべきだ。


◆前日が陰線だった時の実態部分(始値-終値)と当日の値幅の関係
陰線翌日値幅
図4陰線の実態部分と翌日の値幅の関係

上の図は前日の陰線の実態部分と、翌日の値幅の関係を表したグラフだ。

陰線でも、実態部分(終値-始値)の幅が10以下であればトレンド相場になると考えた方がいい。

どうやら始値と終値があまりにも近過ぎると、エネルギーが溜まって一気に発散するようなイメージみたいだな。

見方は上と同じで、青の線で囲まれたところがレンジ相場。赤の線以降はトレンド相場と判断する。

陰線の日のほうが、次の日トレンドになりやすいようだ。



大丈夫だろうか・・?分かりづらいかもしれないので、今度動画等で解説しようと思う。



まとめ

・前日のローソク足によって当日の値幅を予測することが可能。

・値幅の予測方法は、値幅(上髭ー下ヒゲ)と実態部分(終値-始値)の2つを加味して判断

・値幅が大きければトレンド相場。小さければレンジ相場。すごく小さければチャンス相場の3つに分類する。


~値幅判断~
・前日の値幅が0~210ならチャンス相場として枚数を上げた逆張りで取引しても良い。

・前日の値幅が210~250ならレンジ相場として逆張りで入る。

・前日の値幅が330~340ならトレンド相場と捉えてサヤダッシュを狙った順張りで入る。


~実体部分判断(終値-始値)~
・実体部分が陽線で20Pips以下、陰線で10Pips以下(十字線のような形になる)なら値幅に関係なくトレンドと判断

・値幅がレンジ相場でも、実体部分が8割位をしめていたら警戒したほうが良い。


・前日の日足で相場の地合いを判断し、戦略を決める。

・以上をすることで、オーバーレイ逆張り投資法の勝率が低い日を排除することができる。

・自分でトレンドフォロー、ブレイクアウト戦略をもっているなら、トレンド相場の日はその入り方で入ると良い。



メタ:今回は以上だ。

ボブ:???????うーんうーん。。

メタ:どうした?

ボブ:今日はがっつり起きて聞いてたんですけど、よく意味が分りませんww

メタ:お前は起きてるとなんでマンなんだからな。。しかし、今日の講義は今一分かりづらいかもしれないな・・。
   今度FXボーイに動画で解説してもらうようにお願いしておこう。

ボブ:この値幅判断は絶対なんですか??だとしたらすごいですね!

メタ:いや。あくまでも統計的データなので例外はあり得る。ただその傾向が強いと言うことは言えるぞ。

ボブ:じゃぁもしその日が例外だったらどうするんですか??

メタ:逆張りを選んではいった場合、その日の値動きが250を超えれば相場を止めると言う方法がある。

ボブ:それまとめに書きましょうよww

メタ:う・・・。まぁ今更出しここでいいだろ。
   まぁこのようにすることで、相場に入る前からゴールデンオーバーレイの苦手な相場を避けることができるんだ。

ボブ:この考察は結構価値があるものだったんですね!よくわかんないけどww

メタ:おおありだ。情報商材にして売ろうかと考えたからな。今回はポンド円だったが、次回はドル円で考察しよう。

ボブ:楽しみにしてます!

メタ:ただ。。この考察結構時間がかかる・・。燃え尽き症候群にかかると更新が遅れそうだ・・。
   そこで、、   私のやる気を促すためにも!

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ボブ:どうぞ1票宜しくお願いします!




ボブ:・・・・・・

メタ:・・・・。これで勢いでクリックする人っているのか?

ボブ:さぁ・・いるんじゃないですか、一人くらいは

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これからまた気合をいれて更新していくので、今後ともよろしく頼む。


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長くなってしまったが、最後まで読んでくれてどうもありがとう。