夜空に向かって、ねこぱんち!!!~第百六十二夜~ | 冴えわたる知性の煌めき

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マーベラスオレンジ!

クロノ・クロス(いろいろとネタバレしちゃいそう)。


中学生のとき以来です。


パラレルワールドがキーワードなんだけど、シナリオがよくわからなかったので、もう一度やることに。


特徴は、仲間になるキャラクタが総勢40人以上ということと、その全てが一度のプレイで仲間になることが、ありえないということ。


というわけで、できるだけ多くの仲間をひきつれて、ラスボスを潰そうと思い立った。


序盤、主人公がピンチのところを、キッドに助けられる。


キッドは、やたらと勝ち気な性格の女の子。『天使な小生意気』の天使恵を想像すれば万事OK。


納豆菌もお気に入りのキャラクタなので、ぜひとも仲間にしたい。


が、ここで仲間にしてしまうと、主人公の幼なじみの女の子(レナ)が仲間にならなくなるので、キッドは後で仲間にすることにする。


会話中の選択肢で、仲間になるかならないかが決まります。


「一緒に行かない」と「それでも行かない」を選べば、仲間にならない。


キッド「一緒に行こうぜ。この大陸は初めてで、実はちょっとだけ心細くてさ」


主人公(というか私)「(たしかに、へそ出しルックの若くて可愛い女の子と一緒の旅なんて、おいしすぎる!でも、私には、のっぴきならない事情があるんだ、わかってくれ……を含意して、)一緒に行かない」


キッド「おいおい、か弱くて、心細くて、かわいい女の子が一緒に行こうって言っんだぜ」


私「(おいおいおいおい、キミがかわいいことなんて、百も承知だよ。私だって、キミと一緒に旅がしたいさ。でもね、このゲームの制作者が、私とキミの関係を引き裂いてしまうんだ…すまない、わかってくれ……あとで必ず迎えに行くから…を含意して、)それでも行かない」


断腸の思いというやつです。


ここまで心を鬼にして、晴れて、レナを仲間にできます。


レナは、このチャンスを逃すと二度と仲間にならないので、忘れずに仲間にしておきます。


キッドは、次の街で仲間になります。(これも、選択可)


キッドは、主人公の隣にいるレナを見て、


キッド「はは~ん、このこがお前のナニってわけだな」


私の心の叫び「ち、違うんだ!この子はただの幼なじみで、ゲーム制作者の悪意と私のプレイスタイルが共鳴し合ったために、たまたま一緒にいるだけなんだ!信じてくれぇ!!!」


ここで、キッドを仲間にします。


キッドからしてみれば、助けてやって、一緒に行こうと誘ってやったにもかかわらず、それを断って別の女といちゃついているクソヤロウなのです。私(というか、主人公)は。


なんて、傷心。


シナリオ上、領主の館に忍び込むことになります。


そこで、主人公は自分の存在について、いろいろと知らされたりするわけですが、一言で言うと、パラレルワールドなわけです。


気になる方は、クロノ・クロスを実際にやってみるといいです。


ともかく、ボス敵を粉砕して、脱出しようとします。


その際、キッドは、ヒドラ毒にやられてしまいます。


この世界では、ヒドラは絶滅しちゃったので、もう一つの世界に行って、抗体を手に入れる必要があります。


がしかし、この時点では、世界間を行き来することができないため、主人公は選択させられます。


キッドを見捨てる選択をすると、後々、剣士が仲間になります。


というわけで、見捨てます。


ある男「どうすんだ?まだ会って間もないんだろ、助けてやるのか云々」


私「わからない…」


ある男「お前の仲間じゃねぇのかよ!見捨てるのか云々」


私「(お前、さっきと言ってることが若干矛盾してるぜ。変なカッコのくせに。モヒカンにふんどしって、意味わかんないし。絶対、オカマバー行ったらモテるタイプだな……を含意して、)どうしようもない…」


ということで、キッドを見捨てるのに成功。


ベッドで、私(というか、主人公)の名前を、喘ぎ喘ぎ呼んでいる少女。


普段は強気なのに、病床で衰弱している少女。


私の心の叫び「『見捨てる』『助ける』だけなんて、選択肢が少ないんだよ!!『キッドを助けて、アナザーワールドに逃げて、幸せな結婚生活を送る』とか、そういう選択肢があってもいいじゃねぇか!!制作者のバカヤローッ!!!」


キッドを見捨てないと、剣士(やたら強い)を仲間にできないという、悪意。


結果的に助かるんだけど。


変なカッコのやつにボロクソに言われて、泣きそうです。


とまあ、今日進んだのはここまで。


実家は楽です。


晩ご飯におかずが何品も並ぶのは、もはや奇跡です。


ではまた明日、気が向いたら会いましょう。


ごきげんよう。


そうか、バレンタイン・ディだったか。