アメリカ人作曲家が描く日本人の子どもの世界
仙台の夜の物語 楽譜入り ティモシー・ブラウン作曲 演奏ティモシー・ブラウン
仙台の夜の物語 演奏Amy Mitani
ギロック・トンプソンに続く、Timothy Brown(ティモシー・ブラウン)は、アメリカの作曲家・教師で
ピアノ教材を始め、ピアノ作品を出版している。
上動画は、『仙台の夜の物語』というピアノ組曲で
ブラウン氏が全音楽譜から出版されている楽譜から、
多分、日本の童謡唱歌のピアノ作品等を参考に、
子供たちが眠りにつき、夢の世界で冒険を繰り広げる
様子を描いたピアノ作品ということらしい。
暗に、ティモシー・ブラウン氏は全音楽譜出版から
ピアノ教材楽譜を出版したい狙いがあるのではない
かとPRの狙いがありそうに思うけれども、、
全音さんは、今のところ動きがないように思う。
日本のピティナが動き始めると、ヤマハも反応し
ヤマハの出版社が版権を得れば教材として使われ、
ピアノコンクールの幼児課題曲等で扱われれば
日本のピアノ指導者全体に広まるのかな。。
そこまで拡大するには相当に時間がかかる
かもしれない。
私自身は、ブラウンさんのピアノエチュードや
小品などピアノ作品を演奏してみたいので、
是非、全音さんや音友等で扱って頂いて
ピアノ楽譜が日本で購入できると嬉しい。
『仙台の夜の物語』についての説明
Sendei's Night Stories" is a set of whole-tone influenced works for the piano that explore the imagination through the eyes of a child. Each title evokes a dreamlike state of a small child at the close of the day being read whimsical bedtime stories in hopes of sharing a path to an imaginative world. The works do not use key signatures and the single-page length of each work allows for the pianist to display much freedom of expression in a very confined space and time. The obscure harmonies and melodic materials are intended for the performer to follow their own path of the ebb and flow of the music which evolves into unique musical stories and adventures portrayed at the piano in miniature form.
下動画は、The Approaching Storm という作品の
オーケストラバージョンとピアノ連弾版。
この曲を聴いた時に、ギロックのピアノ作品の曲調と
似ていたので、アメリカの作曲家とすぐにわかった。
日本では、全音や音友社などからは扱われておらず、
ティモシー・ブラウンさん自身のサイトに、直接
注文をかけるのが一番確実にピアノ楽譜を購入できる
ように思った。
購入したい場合は、今、円安で高額になってしまうので
円高が進むまで待った方が良さそう。
ティモシー・ブラウンピアノ楽譜
オーケストラバージョン The Approaching Storm by Timothy Brown
ピアノ連弾 The Approaching Storm by Timothy Brown
シューベルト ImpromptuOp.90No.1連弾アレンジ
Schubert Impromptu Opus 90 No 1 arranged for one piano (four hands) by Timothy Brown
ブレンデル演奏 Schubert Impromptu Opus 90 No 1