1985年映画
1985年頃の私は、、仕事の合間に
時間があれば映画館にかけ込み映画漬けの日々で
暇つぶし程度のつもりで入ったら、すごく良かった。
『早春物語』と、そうだった、、
『二代目はクリスチャン』の二本立てだった。
主題歌の原田知世さんの歌が可愛くてせつない。
逢いたくて逢いたくて逢いたくてあなたにすぐに、
逢いたくて逢いたくて逢いたくて心が叫ぶ~、
逢いたくて逢いたくて逢いたくて逢えないときは...
一度聴いたら忘れられない歌詞で耳に残る。
女子高生って、恋に一途で突っ走る年頃だっけ?
友達の恋バナがうらやましくて、恋に恋してしまい
空想力がたくましすぎて、勝手に喜んだり悲しんだり
という乙女心、、
これ、動画で見られるの?本当に?
すごいな~・・
林隆三さんが相手役で、女子高生と釣り合いが
取れないけど、すごく年の離れた中年男性が
素敵に見える映画だった。
「キスシーンがすっごく嫌だった。でも
脚本を読むと、それは必要なシーンなので
仕方がない、、おしんになろう・・」
と、耐えたという原田知世さんが撮影を回想する
動画も出ていた。
原田知世主演映画で、早く大人の女性になりたい
女子高校生の物語だったかな~、随分昔に観たので
もう忘れているけど、観るときっと思い出す。
まさか動画サイトで観られると思わなかった。
ものすごく華やかというわけでもなく
どこにでもいそうな普通の女の子に見えるのに、
映画や歌を聴くと強く心に残る表現者で憑りつかれる。
不思議な魅力を放つ女優さんで大好きだ。
動画を最後まで見て、ああ、そうだったかな~
ほとんど忘れていた。鎌倉の風景が美しかった。
4年前に病気で亡くなった母親の独身時代の
交際相手の男性と、偶然娘が出逢った物語だった。
なぜ、母は冴えない父と結婚して
好きになった男性と結婚できなかったのか、、
娘は気になって仕方がない。
女友達同士の仲が良すぎて、同じ男性を好きに
なってしまい、女の友情にヒビが入ると
いうのはありがちな話だなと思ったし
そのことで恋愛が壊れるのもあるかな〜?!
そして、娘も母と同じ男性を好きになってしまった
という展開で、今、改めて観てみると、
昔観た時とは、まったく視点が違っていたと思う。
おもしろかった。
原田知世 早春物語
グリーグ ペールギュントNo. 2, Op. 55: Solveigs Lied