一昨日、家の裏の鍼灸医院に治療に出かけたら、
鍼灸先生から、唐突に尋ねられた。
👩⚕️「最近、Kさんと会った?」
Kさんは鍼灸先生の隣人であり、
私の家の裏に住んでいる78歳のご婦人で、
いつもお元気でほがらか、物腰柔らかくて優しい。
町内会の連絡事項で何かあったかな?と
思い返しても、これといって思い浮かばなかった。
そういえば!!
2週間前の木曜午前に、駐車場で見かけたよ!
Kさん、車から降りたところだったので、
すれ違う時に『おはようございます~』と、
ご挨拶したよ?
👩⚕️Kさん、その日に亡くなられたんだわ
エッ??? 今、なんて言ったの?
だって朝、いつも通りに お元気だったのに?
👩⚕️ その日の午後3時頃に、Kさんは
隣家のSさんの家に遊びに出かけたそうで、
珈琲飲みながら話をしている時に倒れて、
その場で脈を感じなかったので
Sさんが心臓マッサージして救急車を要請して、
一旦は蘇生したんだけども
その日のうちに亡くなられたの・・
・・・・
あまりに驚きすぎて何も言葉が出てこず、
頭のなかで、え~~~~????
なんでだろう?
ずっと、その日の朝のことが繰り返し浮かび、
なんかの間違いじゃないか、、と
Kさんが亡くなられたことが受け止められない。
あの、、何があったの?
👩⚕️ 大動脈解離って、なんの前兆もなく
突然に倒れて亡くなる病気だったんだけどね、
でも、Sさんの話によると、あれが前兆かな?と
見逃しそうなぐらい小さな変化はあったそうで、
Kさんは珈琲に砂糖を入れずに飲む人なのに、
「お砂糖ちょうだい」と言ったので、
Sさんは、(Kさんて)いつも砂糖入れないのに
珍しいな~と思ったそうで
倒れる直前に、低血糖のようになったのか、
「急に、甘い物を口にしたくなった」
という前兆が出たようだけど、見逃すよねぇ、、
へぇ・・・
急に、甘い物が欲しくなるんだね、、
突然、息が止まっちゃうなんて怖いなぁ
今の時代は家族葬で、自治会の回覧板も回らないと
家の裏でご近所さんが亡くなられても、まったく
知らせてくれる人もないので、わからないままになる。
唯一、鍼灸先生が教えて下さったので、
Kさん宅にお香典を持ってご挨拶に行ったら
ご主人からお話を伺うことができた。
🧓「倒れて4時間で、本当にあっという間ですわ。
血圧が少し高いくらいで、持病というほどの
病気もなくて、いつも元気なもんでね~、
私のほうがあちこち悪くて、先と思っていたので
妻が何もかもやってくれていたので、、
私、家のことがわからずオロオロしております」
私も、その日の朝に何か変化あったかな?と
思い返しても、いつも通りにお元気な姿しか浮かばず
いつでも会える近い距離なので、ご挨拶もそこそこで
それが最期になるのなら、それまでに、もっと
話をしておけばよかったな~と、後悔している。
なんとなく、、、
背格好がうちの母と重なる方で、親しみを感じていたし
突然のお別れがショックで、まだ信じられない。