岐阜県美濃中西部で発生した地震の解説動画
今朝の地震について、えいしゅう博士さんの
解説動画が出ていて、美濃中西部でおきた地震の
メカニズムについて詳しく説明されていた。
今朝、私の住む地域でもドスンと床の揺れる地震があり
震度1程度だったけど、気になっているのは、、
毎度のことだけど、、
地震でも灯油ファンヒーターの安全装置が作動した
ことがなくて、毎回手動で消しているものだから、、
なんか、、大丈夫なのかな~?と、それが心配になる。
3月23日8時31分頃
岐阜県美濃中西部
震源の深さ10km
M4.7 震度4
<地震のメカニズム>
5年間で500回地震が多い地域である。
今回の地震は濃尾断層で発生した。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈む込み
ユーラシアプレート内部で発生した右横ずれ断層型地震
※ユーラシアプレート内部で発生する地震のことを
内陸型地震という。
岐阜県の活断層の図
この地域では1891年に濃尾地震という
M8クラスの巨大地震が発生したことがある。
学者さんが地層などを研究調査したところ、
1万年前から数回に渡り巨大地震が発生していて、
2000年に一度の頻度で起きることがわかっている
ようなので、濃尾断層については、この先すぐに
M7クラス以上の地震は考えにくいかなと、、
私自身は、あまり心配していなかった。
ただし、この周辺地域にはおびただしい数の
活断層が存在している。
1969年9月9日中部美濃地震がM7震度5程度の地震が
起きた事があるけれども、それ以来は、あまり大きな
地震が起きていなかったので、考えてみれば、
しばらく大地震が発生していないこと自体が怖い。
もともとこの地域は小さめの地震は多い地域で、
M6~7クラスの地震が起きやすい場所でもあり、
突然、震源の浅い場所で直下型地震が起きるので、
震度5程度の地震でも被害が大きくなりやすく、
地割れや地滑り土砂崩れ、家の倒壊被害などが
起きやすい。今後も余震などに注意が必要だ。