ゴールデンウィーク前後にテレビで何度も
SpotifyのCMを繰り返し見る機会があって、
あれ?藤井風さんが唄ってるのかな?
と思ったら違っていた。
歌詞が不鮮明で何を唄っているかは
聞き取れなかったけれども、、
藤井風さんが唄っているのかな?と
錯覚するぐらい似ているように聴こえて
区別しにくい。
最近、どういう戦略で藤井風さんぽい人が
次々と出てくるのかなと思うことがある。
CMだったりテレビドラマの挿入歌だったり、、
それなりにメディアを使ってヒットを
狙っているのがわかるし、
アーティストを売り出すのに、きっと
随分とお金がかかっているのだろうと思う。
第2の藤井風さんを作り出して売り出そうとする
動きがあるのだろうか。。
聴く側としては、同じような感じの音楽が続くと
新鮮さがなくなり、飽きがくるようなところがある。
時間の経過とともに、
それぞれの個性を持ったアーティストの作品として
違いがわかってくるところがあるのかな
白いカンバスに、同色の絵具を塗り込んでも
主調したい色がぼやけてしまうようなもので、
最も強く輝く色を持った人、音楽に表情を持ち
感性豊かに、人の心に何か言葉を残せる人の音楽が
長く名曲として残っていくのではないかな~と、
そんな気がする。
藤井風さんは、色々な引出しを持っていると思うので
囚われることなく、藤井風サウンドを創り出して
心地の良い音楽を聴かせて欲しい。
私自身は藤井風さんの音楽が好きで、
ふわっと聴こえているようでも、
実は、芯がしっかりあるように感じている。
いつまでも耳に残っていて、
何度もリピートして聴いているうちに
いつのまにか自分で口ずさんでいるので
質の高い作品が多いと思う。
真似ることはできるのかもしれないけれども
本質的な部分では、オリジナリティがないと
長く生き残っていくことが難しい。