アンドラーシュ・シフ
4 Impromptus, Op.90, D.899 - No.1
2022年5月23日記事を読み返して改めて
SNSでアンドラーシュ・シフの言葉に
その通りだなと思った。
アマデウス@GyyARm5pyYHddh0アンドラーシュ・シフの言葉 「音楽は視覚的な芸術ではありません。現代では人々は音楽を聴こうとせず、見ようとします。しかし音楽の中に「見る」ものは何もない。目を閉じてごらん。音楽はそこにあるんです」 https://t.co/JIppgYq4k9
2022年05月23日 08:34
音楽は視覚的な芸術ではありません。
現代では人々は音楽を聴こうとせず、
見ようとします。
しかし音楽の中に「見る」物は何もない。
目を閉じてごらん。音楽はそこにあるのです。
昔、ビートルズの本を読んだ中に書いてあった事で
いつも女の子たちのキャーキャーと声援が会場から
聴こえるたびに、彼女たちは本当に僕たちの
音楽を理解してくれているのかに不安を感じて、
悩んだことがあったというような内容が
書かれてあった。
絶頂期にあっても、人気者であることよりも
音楽を聴いて欲しいと真摯に望んでいたことが
書かれてあった。 人気ロックスターもまた
視覚より、聴覚に訴えたかったことを知った。
🎹
クラシック音楽についてはその通りで
派手な演出で見せるものではなくて
演奏家が日々演奏技術を磨いて、
質の良い音楽を提供することに価値があり
観客の脳や心を満たすものだと思う。
最近、ラルク・アン・シエルのチケット不当販売の
騒動から思うところがあったけど・・・
昔、私がマネジメントの仕事に携わった時
光岡さんから言われた言葉で、
「チケットを売りさばけば、客はやってくる。
なんて簡単なことを考えるもんじゃない。
お客さんにメリットがなければダメなんだよ。
質の高い芸術を提供するのが仕事だから」
質の高い音楽や舞台芸術を提供するために、
時間をかけて人脈を作り顧客リストを作って、
様々な所にお声掛けをしてプレイガイドを回り、
芸術家の演奏会場の座席に空席を作らないために
誠心誠意、尽くしておられたのを思い出す。
ただ規模の大きさを追求するのではなくて、
音楽の創めたときの原点に返って、
音楽を聴いて下さる方々に感謝して、
何を提供するためにコンサートを行うのかを
見つめ直す必要があるのではないかなと思う。