箏衛門(SOEMON)という箏アンサンブルパフォーマーを知った。
伝統に囚われず新しい音楽を奏でるところに魅力を感じる。

これまで箏というと日本の伝統音楽を爪弾く楽器とイメージがあった。
この箏を弦楽器のように操る芸術家たちの演奏パフォーマンスを知り
今までの箏のイメージが変わった。

また、曲によっては爪を外して爪弾く奏者もおり、それは
箏の音色よりもハープの音色に近くて柔らかく繊細なものだった。

全員のチューニングや呼吸が合わないとここまでの演奏はできない。
日本の伝統楽器を自由自在に操る凄さとおもしろさを感じた。

箏の楽譜というとピアノで使用するような五線紙の譜面を使わないと思うので
この演奏家たちは、どういった譜面でリズムや音を合わせているのかと思う。

この作品の作曲者で沢井筝曲院会長を務める沢井比河流(さわいひかる)氏は
1964年生まれでメフィストフェレスというヘヴィメタバンドのギタリストである。
成田☆一家ロックバンドのCDリリースするなど音楽分野で幅広く活躍している。




SOEMON
夢の輪



ichimen moegiiro (吉村 弘 作曲/conposed by YOSHIMURA Hiroshi)



地下室のメロディー


絵空事



【序】 沢井箏曲院沢井比河流~伝統は革新が創造する~