日本がこの20年でかかえたもの | スキャルピング三昧!

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最大の問題点は、グローバル化された結果、生産が中国やアジアへ向かったために、物価の上昇の限界に到達したことだとおもいます。
十年単位で物価指数や、初任給の推移をみると、1990年代で初任給や物価などの伸びがなくなり、横ばいになりました。
これと同じことが欧米で起きていたと思います。
政府の力の有無ではなく、どの国の政府ももともと無力であり、物価が上がり続けていた結果、成り立った経済に過ぎないのだと思います。この流れに合わせ政府は小さな政府を目指すべきだったのに、成長率を上げればよいという発想で、借金を増大させて、日米欧で同じように借金が増え続け、通貨不安は招かれたと思います。企業の海外への流出を防ぐための法人税の優遇も、この借金まみれの政府では実現できません。
中流が下流になってもまだ変化が生まれるものでなく、後進国の国民の給与水準が上がらない限り、中流崩れは免れないのだと思います。
この状況は変えられないものだと思いますし、だからこそ、精神的な豊かさを見つめなおす良い機会かなと思います。
お金にとらわれず幸福だと思える国造りが、将来的に国民の幸せになると思います。それが政府に求めることです。
世界にはとても綺麗で住んでるだけで毎日が幸せだと思える町がたくさんあり、その町を愛して住んでいる人たちがたくさんいます。だからといって彼らが高給取りかというと違います。日本の人たちは毎日の幸せを感じる価値観が迷走してるように思えます。しかも、この状況に悲観するばかりで毎日貴重な時間を苦しむことで過ごしてしまっています。
だいぶ話がずれましたが、中国や韓国、アジアの国々が豊かに、物価もあがれば、今までの先進国は一度はなくなるでしょうが、また中流階層を取り戻せると思います。
資源価格が高騰しているのですから、その下地はもうできていると思います。



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