青山正明氏の名著「悪い薬」、その続編「危ない薬」「続・危ない薬」

 

世界中のドラッグとその文化、入手方法やその効き方や持続時間、中毒の度合いなど様々な角度から語られ、読んだだけでトリップしちゃった気分になるw

現在では、危険ドラッグなど、法の網をすり抜けた様々な形態を有するようになり、この本が書かれた20年前より、はるかに危険性が増している。

 

私がこの本から学んだことは、成人して一人前になった証として、いっぱしにドラッグぐらいキメルスキルがいるよなあってことと、法で許されているドラッグは己の量を、しっかり知っていなくちゃあ駄目だよなってことでした。

法で許されているドラッグとは、酒、タバコ、コーヒーです。

もっと言えば、砂糖、コーンシロップも立派なドラッグです。明らかな中毒性を有し、甘さという快楽と、炭酸によるさわやかさと食欲増進効果があります。大半のアメリカ人のデブはこれです。ジュース税などの対策が必要なほど、結構強いドラッグです。

酒に関しては、18で社会人になった途端、なんばの居酒屋とディスコで厳しい洗礼を受けましたw 帰りのタクシーの中で吐いてしまうという、恐るべき財布に大ダメージを受ける洗礼でして、もう2度と飲みに行けなくなってしまいました。

しっかり知識と、己の耐性を見極め、ことアルコールに関しては、即致死量に至る人が、日本人の中で何パーセントかいらっしゃるので、無理強いはしてはいけないと知りました。

 

さて、ドラッグを活用する人と、全くしない人。私が活用しているのはタバコとコーヒーです。

アメリカにおいては、コカ・コーラから発した、コカインが結構な人気を維持しています。

コカ・コーラとは、コカインを摂取するための飲み物だったのです。私がガキの頃は、日本で売られていた、小学生の私が飲んでいたコカ・コーラにも、コカインが入ってました。

当時からしっかり成分表が記載されていて、コカインと言う文字が書いてあったのを覚えています。小学生ながら、何故麻薬成分がはいってんだべ??くらいは思っていました。

それは中学生に上がったころに消えたようです。

さほどに、アメリカでは結構ポピュラーで、ルー大柴並にキマッタ人をよく見かけるようです。

ここ一番という時に、大いに活用され、多忙を極めるビジネスマンに実は多用する人も多いようです。幸せな気分になる大麻より、いざという時、超覚醒するコカインを多用する習慣が、アメリカにはあるのです。

 

そこまでは行かないのですが、私が頼っているのはタバコとコーヒーです。

いざという時の、迷いに迷う時のブースターとして使うのは、ショートピースです。

流石に、一日中ずっとこのタバコを吸っていると、ちょっと体を悪くしますw

いやそうでもないか、これだけ吸っている生活を、何週間か続けると、頭が痛くなってくるかなと言う程度ですかね。体を動かす仕事ばっかりしてましたんで、首から下はずっと健康でした。

それでも、自分の量として、このショートピースは、一日20本を越えません。これが私の量です。

 

つまり何が言いたいかと言うと、ドラッグとは、ずっと古くから色んな意味で人間が共に歩んできた、道具の一つなんじゃないかということです。その知識と有効性を知り、適度に活用する事で、人生を豊かにする効能がハッキリあるんじゃないかということです。

もちろん使い方を誤ると、ひどい中毒症を呈し、人生を棒に振りますが、タバコ程度は何とでもなりますし、何もテンションのかからない時は、香りの方に振って、加減することもスキルの一つでしょう。合法であるということは、害が少なく、大量に嗜まれているということで、供給も安定していて、手軽に楽しめるということ。コカインのように、非合法になって、扱うのも、摂取するのも危険なドラッグではないということ。せっかく許されている効き目も確かなツールを、目をつぶって見ないようにすると言うのは、ちょっともったいないんじゃないかと思います。

何より、喫煙者にはぼけ老人はいないという事実。脳みそが活性化する薬効がニコチンによるものだという証明があると言う事実。それを無視して、他のドラッグを使って、お縄になるよりは、気楽にタバコでいいんじゃないですか。古のインディアンに思いをはせて、何かが降りてこないかなあって気分で吸うと、こころが広がる気がします。