ピアノ協奏曲第1010番〜Integrity〜

ピアノ協奏曲第1010番〜Integrity〜

スポーツや音楽など様々なトピックについて、徒然なるままに書き散らしています。

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久しぶりの更新です。ここ最近は私の仕事が色々と忙しかったので、ブログを更新することができませんでした><

今回は今年10月に始動予定のNGT48について、色々と考えてみたいと思います。それと一緒に、3月の組閣発表と今日行われた第2回ドラフト会議についても少しだけ触れます。

NGT48というのは新潟に新たに開設する48グループです。今後オーディションを経て、初期メンバーを集め10月の始動を目指していきます。そのメンバー第1号として、現在チームK副キャプテンの北原里英さんがNGT48のキャプテンとして完全移籍することが3月のライブで発表されました。そしてチームBの柏木由紀さんがNGTと兼任で加入することになりました。私はこの人選は実に良かったと考えています。それは北原さんのこれまでのキャリアをどのように生かしていくか、ということを考えた時、何らかの形で北原さんをリーダーに据えることが彼女の能力を組織に還元していく上で不可欠だと思っていたからです。北原さんは以前「AKB48SHOW!」で高橋みなみ総監督に、「運営から残って欲しいと言われるけど、それは若手の育成のため」というような主旨のことを話していました。私はその時、SKEとの兼任経験もありチーム4以外のすべてのAKB48のチームに在籍経験もある北原さんを、何らかのプロジェクトのリーダーに置くことで48グループ全体に良い影響を与えてくれるのではないか、と思いました。また、北原さんのサポート役として柏木さんが任命されたのも良いと思います。柏木さんもNMBとの兼任経験があり、姉妹グループの様子を見ています。そして3期生として長きに渡って48グループを支えてきたメンバーであり、そうした長年の経験がこれから加入するNGT1期生のメンバーに還元されることが期待されます。

しかし一つだけ今までと異なることがあります。それは北原さんが「初めからキャプテンとして移籍」するということです。AKBから完全移籍したメンバーで最も有名なのは、HKT48チームH兼HKT48劇場支配人の指原莉乃さんです。指原さんは今でこそ、HKTのリーダー格として年齢の若いメンバーを牽引しています。しかし指原さんは、初めはスキャンダルが原因でAKBから「飛ばされる」形でHKTに移籍しました。すなわち「成功を約束されていた」わけではなかったのです。そうして指原さんは、自力でHKT48のメンバーとして並々ならぬ努力を重ね、現在に至るのです。

今回、北原さんは新グループのキャプテンとして移籍することになります。ですがそれは「経験豊富な北原さんが、新人メンバーを育成し、劇場公演を成功させグループを有名にさせていく」という、大人が勝手に作り上げようとしているシナリオが、どうも見え隠れしてしまうのですよね。まぁ見方は色々あると思いますが、私は北原さんなら新天地・新潟で一花咲かせてくれるに違いないと思っています!

さて、そうした中で行われたのが第2回ドラフト会議です。ドラフト会議以前までのNGTのメンバーはキャプテンの北原里英さん、AKB48チームBと兼任の柏木由紀さんの2名しかいませんでした。しかも他のチームにはあらかじめスカウトマンがいたのに対し、NGTは前述の2人がスカウトマンを掛け持つ形になりました。もちろん他のチームに比べて情報量が少ないのは明らかです。そんなNGT48が指名したのは以下の2人のメンバーでした。

<NGT48 交渉権獲得メンバー>
1巡目指名 西潟茉莉奈(19=東京)
2巡目指名 荻野由佳(16=埼玉)

この二人の名前を見てピンときた人もいたかもしれません。この二人はいずれも元「バイトAKB」のメンバーだったのです。私はこの結果を見て、新生グループの「即戦力エース格」が欲しかったのだろうと思いました。メンバーがまだ二人しかいない中で、即戦力かつ中心メンバーになれそうな人材を獲得することで、これから入る新人メンバーと手を取り合って組織力を高めていこうとしている現れだと私は思いますね!出身が関東であるのでもしかすると加入拒否もあるかも・・・、と思っていましたが二人とも加入に前向きなコメントを残しているので、交渉は上手くまとまるでしょう。

3月の組閣と今回のドラフトでNGTがいよいよ動き出しました。今後北原キャプテンの下、柏木さんや西潟さん、荻野さんの4人が主軸となって動いていくかと思われます。これからのNGT48の動向に注目ですね!