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(あくまでも個人的な感想です。)
最近、学校の偏差値だけしか見ないでいると、大事なものを見失いそうだなと思います。
通学時間、乗換回数、電車の混み具合、給食の有無、部活の種類と力の入れ具合、授業の厳しさと宿題の量、周りからの評判、フィーリング、入試問題との相性などは千差万別なので、その中から合っている学校を探さなくてはと思います。
それでもおそらく私学はどこも大変素晴らしいので、基本は入ってからここで良かったと思えるくらいの満足度が得られるのではないかと思います。
さて、そうとは思うものの偏差値で見てみると、偏差値一覧表は、受験日で分けられているものといないものがあり、何も知らない私は、分けていないものを見て、偏差値が高い順に学力が高いと思っていたのですが、そうではないようです。
複数回入試を実施している学校は、中には、2/1の偏差値が50で、2/4の偏差値が60といったように、大きく変化する学校もあります。
1月校は、同じ日に別の学校の受験が重なりにくいし、お試し受験として受ける生徒もいるので、上位層の受験者も集中するため偏差値は高めになる。しかし、多くは本命としていないので上位層はごっそり抜ける。結果として入学者の学力は入試偏差値に比べて低めになる。
2/1は、東京都の受験のメインで、御三家はこの日の集中しています。都内だとこの日に本命校を受ける生徒が多いようです。そのため、上位層の受験校が分散する分、全体的に偏差値は低めに出るものの、それぞれの本命に向けてこの日の受験校を集中的に対策しているため、偏差値の見た目以上の厳しい戦いになるし、入学辞退割合も少ないので、入学者の平均学力も偏差値相応に高いようです。
2/1以降
神奈川御三家や早慶などの人気校の受験もある。複数回受験日のある学校は、2/1の時より偏差値が上がる。2/3には国立と公立の受験がある。複数回受験日校は2回目以降の合格者がかなり減るので、その分競争率も上がり、偏差値も上がるのだろうと思います。
2月の午後受験校
受験者が集中しやすいので、1月校と同じ理屈で偏差値は高めになりやすいと思います。
算数1科目入試
同じ学校の4科目入試よりも偏差値が跳ね上がる。
算数1科目であれば対策しやすいように思えるけど、受験できる学校の数が極端に少なくなってしまうし、1科目である分高得点じゃないと受からないし、4科目の学習時間としては算数が圧倒的に多く必要で1科目に絞ったからといって、学習時間がそれほど減らせるわけではなさそうなので、算数がよっぽど得意だったり他の科目がよっぽど苦手だったりする場合以外は避けた方が良さそうだと思いました。
ざっくりとしたイメージだと、同じ偏差値だったとしてすごい順に並べると、
2/1午前≧2/1以降の2/1には受験できない学校>2/1以降の2/1にも受験できる学校>1月校
となる気がします。