昭和のお祭りの記憶

【kate】マデーニの故郷は、宮城県は登米郡で、盆、正月、GWなどきちんと帰省しています。田舎を離れて暮らした年月の方が長くなってしまった彼女は毎回何か新しい発見を仕入れてますが、今日の報告は、昭和の祭にまつわる情報です。
【マデーニ】
お盆に帰省したある夜、食卓を囲んだときに、ばあちゃんが
「あんらー、ガダエビだごだぁ」※ダにアクセント
といいました。
ガダエビ とは・・・なんだそれ???
私は一瞬、固まってしまいましたが、どうやら「シャコ」のことをいうらしいのです。
私も実はこの方言は記憶しているかぎり、始めて聞きました。
考えてみれば、シャコが食卓にのぼったことなんてうちの食卓にはこれまでなかったのですからしごく当然なのですが(もちろん、は私の記憶のなかででは)
引き続き、ばあちゃんは昔話を続けました。
「オレはおまづりのどき、こづけーっこ、さんしぇんすか もだせらいねがったからガダエビに、りんごあめに、ばななあめ すか かわいねがったんだぁ・・・」 ※「あめ」はめにアクセント
(直訳:私は、お祭りのときに、小遣いを三銭しかもたされなかったから、シャコに、リンゴ飴に、バナナ飴しか買えなかったんだぁ・・・)
とのこと。昭和初期はお祭りに「シャコ」が売られていたんですね。これまた初耳でした。
※写真は、噂のガダエビ君たち。確かに“ガダ”って感じです(笑)
【kate】「新・旅館のお気に召すまま」のラストシーンは温泉街の「夏祭り」です。花火、歌ショー、発砲事件、びっくり手品、などなどいろんな仕掛けで物語がハッピーエンドに向かいます。チンドン屋のパフォーマンスもあり、懐かしい昭和の雰囲気を再現できたらと思います。
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