SC南三陸サポーターの皆様へ
夏の海の幸コースの準備が始まりました。
出荷は、7/13から順次予定しています。
ご都合が悪い方は、ご連絡ください。
さて、昨年より地球温暖化の影響で海水温が上昇しており、ホヤの不作が続いています。
今季出荷を最後に、次年度よりホヤの会員様向け特典は無くなります。
海水温上昇に耐えるタネが採苗出来て、またホヤの出荷が安定するまでどのくらい掛かるかわかりませんが、地球温暖化が他人事ではなく、ダイレクトに一次生産の現場を直撃し食文化の危機となることを実感しています。
ホヤの陸揚げから解説します。
海中から引き揚げたホヤを、船上にて大小選別、
海神の使いという縁起物のアルビノホヤが見つかって、大漁の予感に漁師のテンションが上がります。御神酒をあげて海に返したり、研究機関に寄贈されます。
ホヤは牡蠣と違って、水深3mほどの深めに沈めて育てます。真水に弱いので、雨の日は水揚げもしません。
海水で洗浄機で洗浄します。
海の栄養で様々な海洋生物が付着しているので、綺麗に流します。
ホヤ剥き場に籠を運びます。
ホヤは、切りホヤと
剥きホヤに分けられて加工されます。
剥きホヤは身を一枚で出荷します。
剥く前には、ネットに移し替えてさらに洗浄します。
海水に漬けて剥くまでの間の鮮度を保ちます。
ホヤは鮮度で味が変わります。
夏の海の幸コース担当の後藤新太郎さんは、漁師歴20年の漁業士です。
後藤さんのお父さんとお母さん家族で剥きます。
「ホヤの不作が続き、なかなか手に入らない時期が続きますが、今季の分は確保出来ました。味わってお召しがりください。」後藤新太郎
漁師の他の魚種を買い支えると、ホヤの再出荷まで漁業が継続出来ます。
かつては、バスケットボールより大きなホヤの塊で鈴なりでしたが、今はポツポツとしか付かないほどにホヤの生息が難しい海水温です。
地球温暖化対策に何が出来るか考え行動するきっかけになれば幸いです。













