8月の抱卵の放出期に、ホタテの貝殻原板に付着させた浮遊幼生の牡蠣は、翌年4月にロープに挟みこむ『種はさみ』を行い、再び海に垂下式で沈めて成長させます。8ヶ月後の12月から翌年3月までに成長したものが1年子です。
こんなに小さい牡蠣が、12月には食べられるサイズになります。この牡蠣が皆さんの御手元に届くのは再来年。今年度の分は昨年度成長した1年子をバラして、大きさと厚みのあるものを厳選して籠に入れて、さらにもう一年成長させるのが2年子です。選りすぐりの最高級の2年子が来年3月にお届け出来ます。
海上の仕事だけでなく、陸上の仕事も多いのが漁業です。家族で一緒に作業します。



