最近読んだ本に書いてあった「ベレンコ中尉亡命事件」とその後数ヶ月で発売されたMiG-25のプラモデル。

ちょっと作ってみたくて買ってみた。



どうやらこのキットは当時のままらしく、するとかなりの長寿キットになる。
ベレンコ中尉亡命事件で日本に着陸したもののすぐに布で覆われて公式には取材とかできなかったものの、ハセガワに個人だったり秘密裏に撮られた写真が送られてきて、それを元にキットを設計したとか。あまりの注目度の高さから初版40万個とか売れたらしい。

飛行機模型では定番(と思ってる)、コクピットから作り始める指示。

座席のパーツのバリすごいな…



本体もなかなか素朴なつくり(オブラートに包んだ言い方)
パーツ自体は合ってるように見えるけど下の半円が断層みたいになってるのはなんなんだろう…まぁいいか

続いて脚


ハッチのパーツが見つからないなと思ったら一枚板を分割する方式みたい。
なるほどこれなら別パーツを用意しなくても飛行状態も作れる。
ただ、のりしろとか目印が無いのハードコアだな。


機首、というかノーズコーンにはおもりを入れる指示。
ガンプラの旧キットでよく使うから板オモリがどこかにあるはずなんだけと、見つからないのでガン玉を入れるて、SSPで蓋をする。(SSPってこういう用途ではないだろ…)
航空機って機首におもりを入れるけど、つまり実物だと機首側の方が重いってことなんだな。

ノーズコーンにオモリが入る様子


そんなわけで完成。
塗装?そんなのしない。



横から見ても
下から見ても

上から見ても

またまた上から見ても

カッコイイ!

てかデッッカ!!!
1/72って戦車だとちっさいシリーズなのに飛行機だと十分でかいなぁ
聞くところによるとコイツ自体が実物のジェット機としてもデカい方らしいから余計大きくなるそう。
確かにこの前組んだハリアーと比べても明らかにデカい。
めんどくさいから塗らないけどそれでも1000円でこれは満足感ある。ちゃんと作るならもっと長く楽しめそうですね!
ディテールは値段相応…というかほぼツルツル!
実物どうなのな知らんけど当時のハセガワのMiG-25への解像度の低さがわかる。(当たり前)
解像度の低さはともかく、組むのが普通に大変な部類だと感じた。最近のキットと比べると大雑把。
当時めちゃくちゃ売れたということは買った人たちがいるわけで、これ買った人たちはちゃんと作れたんだろうか…

ちなみに塗装しないから貼る予定も無いデカール。


ということで以上ハセガワ 1/72 MiG-25 フォックスバットでした。

飛行機プラモ塗らずに組み立てるの楽しいな。
次はブルーインパルスとか買おうかしら