今日は17時からバレエ観劇の日だったのですが。
どうしても観たくて・・・
開演ギリギリまで配信を観ました←
(フィナーレのラストまでは何とか観れました)
本当に素敵な作品で、素晴らしかったです!
配信でしたが、観れて本当に良かったです。
思い出しても胸がぎゅっとなる、この熱が冷めないうちに感想を書いてまいります。
お付き合いいただけます方は、お付き合いくださいませ。
※ネタバレを含みますので、閲覧にはご注意ください(土下座。
宝塚歌劇団 月組
宝塚バウホール公演
『雨にじむ渤海(パレ)』
感想。
〜あらすじ〜
物語の舞台は、10世紀の渤海(パレ)。
主人公であり王であるテ・インソン(大諲譔)は、人を信じられない冷酷な王として君臨していた。
ある日、インソンは何者かに谷底へ落とされてしまう。
そんな彼の命を救ったのは、市井の民・セウォンであった。
というのが、大まかなあらすじです。
ここから先は、物語の流れに沿って感想を書いてまいります。
舞台の冒頭。
渤海(パレ)がなくなった後であろう人々による会話。
この後の悲劇を物語っていて、すでに胸がぎゅっとなりました。
いよいよ、渤海(パレ)の物語が動き出します。
まず、テ・インソン(礼華はるさん)の佇まいの格好良さに痺れました。
先行画像でカッコ良すぎたあのイメージそのままで。
そして自身の妻・王妃ウンビン(乃々れいあさん)の弟をも殺す冷酷さ。
ここだけで、ぱるくん演じるインソンの冷酷さや、他人を信用していない感じが伝わってきました。
そんなインソンですが、子供の頃は心優しい子でした。
大好きな兄を殺された(自分が貰ったお菓子で毒殺されてしまった)ことをきっかけに、王として生きることとなり、人を信じないように教育され続けたんですよね。。
そして、ののちゃん演じる王妃ウンビン。
冷めた夫婦なのかと思いきや、ウンビンはインソンの心根の優しさみたいなものをちゃんと理解していて。
インソンのことをちゃんと愛していることが、より切なかったです。
そんな中、執政・ムクチョル(夢奈瑠音さん)の企みにより、谷底へと落とされてしまうインソン。
るねさんムクチョルも、彼のストーリーがあって。
そこがまた、悪者だけど切ないというか。
谷底へ落とされた瀕死のインソンを助けてくれたのは、セウォン(彩海せらさん)でした。
セウォンはインソンの正体を知りません。
貧しい市井の青年です。
インソンはセウォンに、“クミホ”と名乗るのでしたーーー。
セウォンには、大切な妹と許嫁が居ます。
許嫁でもあり幼馴染でもある、クムラン(白河りりさん)。
クミホ(インソン)も不器用なのですが、クムランもなかなかの不器用。
「あんたの薬代がなければ、セウォンは妹の婚礼衣装が買えたかもね」
と、なかなか酷いことを言ってしまいます。
自身が身に着けていた首飾りを売り、お金を手に入れてセウォンの絵を買うクミホ(インソン)。
いやもう、不器用の大渋滞ィィィイイイ!
みんな誰かのことを想うがゆえの言動&行動なのがより辛い・・・
また、首飾りを売ったことで、「インソン王は生きている」と瑠皇りあさん演じる契丹の王子・耶律突欲(やりつとつよく)に気付かれてしまうことも辛いですね。
ちなみに契丹王・耶律阿保機(やりつあぼき)は、一樹千尋さん。
ワタクシ、一樹さんの芝居&歌声が大好きなので、出てくる度に歓喜いたしました。
そんな動乱の中、お互いを想い合っていくクミホ(インソン)とセウォン。
“疑うしかない人間”と“信じるしかない人間”が、心を通わせていく描写が見事でした。
橋で雪が降るシーンも、
素晴らしかったですね。
変にBLチックじゃなくて、
2人の心の寄り添いが伝わってきました。
そして、セウォンの妹・ヨウォン(帆華なつ海さん)の婚礼の日。
妹を見る、あみちゃんセウォンの表情に泣いてしまいました。
嬉しいけど寂しくて、これから何を目標に生きていけば良いのか…
困惑したような、
複雑な表情が素晴らし過ぎました。
そこでセウォンはインソンに、「ずっと居ていいよ」みたいに言うんです。
そんなセウォンに、クミホ(インソン)は大好きだった亡き兄を重ねたのかなとか思ったり。
この、クミホとセウォンの関係性がとても素晴らしくて。
お互いに埋まらない何かを求めているようなんですけど、共依存ではなくて。
バランスが絶妙なんですよ。
上手く言えないけれど、“尊い”という言葉を使うと、昨今のオタク文化のせいで陳腐になるんだけど・・・
ゆるして、でもこんな言葉しか出てこない。
※唐突な『アイーダ』
尊いと思いました←
“婚礼の日に雨が降るのは狐の嫁入り”、“婚礼衣装は赤”ということをお友達がめっちゃ教えてくれました。
本当にこの教え、有難かったです。
セウォンと「旅に出たい」と夢を見つつも、クミホ(インソン)は渤海(パレ)の王です。
愛する人を、国を護るために、王として王宮へ戻ることを選びます。
ぱるくんによる王の覚醒、号泣しました。
堂々たる王の風格。
素晴らしかったです。
あっという間に1幕が終わり、2幕。
王妃ウンビンはインソンから赦され、
ともに闘う道を選びます。
ウンビンの陛下(ペーハー)への愛も素晴らしいんだけど、ウンビンを密かに想っている忍のキョン(七城雅さん)もすごく良いんですよね。
決して言わないけれど、想いは伝わってきます。
孤独なインソンですが、ウンビン以外にも慕われていました。
将軍・ヒョシン(柊木絢斗さん)です。
契丹との闘いの中で命を落としてしまうのですが・・・
一貫してインソンのことを思い、忠義を尽くしている姿に胸を打たれました。
(インソン、ちゃんと慕ってくれる人が居て良かったね・・・)
物語は進み、契丹との闘いを前に「民を国外へ逃がす」選択をする王インソンがまた泣けます。
あんなに誰も信じられなくなっていた王が、人を信じ、愛し、自らを犠牲にしてでも助けたいと思うんですよ。
泣かずにはいられません。
もうここから、ずっと涙です。
インソンは愛する子供たちを逃がし、王妃ウンビンにも逃げるよう伝えるのです。
しかしウンビンは、王のそばに居ることを選びます。
愛する夫(インソン王)の心には、誰か他の人が居ると分かりながら・・・(涙。
え、もうさ。
ウンビンがイイ女過ぎて・・・
今思い出しても泣ける。
キョンまじで見る目ある。
それだけでも泣けるのに、
最後は一緒に逃げて生きようとするんですよ。
なのに!
一緒に逃げたのに!
「渤海はなくなったから、あなたももう王ではない。会いたい人が居るのでしょう」
って言うウンビンンンンァァァアアア(大号泣。
その後、追手と戦うんですよウンビン。
で、ちゃんと勝って、生き残って。
泣きながらキョンに手を引かれて歩いていく姿が、何とも言えなくて、また泣きました。
そして、
あの橋で再会するクミホ(インソン)とセウォン。
そして、お友達が教えてくれた“狐の嫁入り”と“婚礼衣装は赤”が脳内を駆け巡りました。
ねぇぇぇえええ(机バンッ!
ハッピーエンドなんですねッ!!!???
1幕で「旅に出たい」と言った時に、ああ叶わないんだろうな…とか思ってしまった自分を全力でブン殴りました(真顔。
渤海はもうないけれど、だからこそクミホ(インソン)はただの人として・・・
愛するセウォンと幸せに、旅をしながら生きていくのかなと。
だから『雨にじむ渤海(パレ)』なのかと。
平松先生、天才すぎる。
余韻が凄いのですが、
ここからのフィナーレが怒涛でございまして。
るねくん達のカッコ良さにやられ、堂々たるぱるくんやあみちゃん、月娘たちのカッコ良さにやられ。
ののちゃんが出てくるだけで涙が溢れる謎の現象が起こります。
ののちゃん出てくるだけで、
涙出ることある・・・
※『星逢一夜』泉
またののちゃんが、
ぱるくんの背中を押しての、
ぱるあみデュエダンなんてもう・・・
もう(涙!
BLとかブロマンスとか、
そんな言葉では片付けられない。
片付けたくない。
愛とは、人が人を思いやる感情とは、こんなにも美しく尊いものなのかと。
学びました・・・
なかなか無理やりなスケジュールでしたが、本当に観れて良かったです。
どうかどうか、東上してなくても、Blu-ray出してください(土下座。
オネシャァァァアアアッス!!!

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