
なんでこの本を買ったかわからない…
本屋にふらっと入ったらたまたま目に止まった
2人のこの慈愛に満ちた表情に『何か』を感じた
五感じゃなくもっと深い部分での心のささやきみたいなものだと思う。
題材は大まかにまとめると老人介護の話。
妻で大女優でもあった南田洋子さんが認知症になり、それを夫で俳優でもある長門裕之が献身的な介護で支えながら…その日々を綴ったもの
そこから感じ取れたものは介護の大変さや医療の問題、金銭的な負担
ただ本質はそこじゃない
愛する人と、どうすれば自分らしく生きれるか?、また生きてもらえるか?
生き長らえるため、よりよい状態に戻すための治療方に時間と労力を使うよりもどうすればこの人が一秒でも長く笑っていられるように…することができるか。
そこには果てしなく深い愛が存在し共存している。
偽りなくシンプルでピュアなもの…
それが感じられるから、心に引っ掛かることなく素直に入り込む事ができた
どんなに症状が悪化しコミュニケーションを取ることが困難になっても、二人の気持ちが一方通行になることはなく常に通じ合い、むしろ高めあっている
今の俺じゃ環境も状況も違うし、本当の意味で理解できるとは思えない。
ただ
こんな2人になりたいと思えた