じゃがいも

 

登場人物

女子高生 綾  主人公
     友梨 友達
     麻美 大食い
教師   優子 先生


綾は学校にいる。
お昼の給食の時間になった。

綾「わーい!給食!給食!」

友梨「綾ちゃん、お腹すいたね!」

綾「今日の給食は何かな?」

給食が運ばれてきた。
優子先生が言う。

優子「今日の給食はじゃがいもです。」

綾「ガーン!」

友梨「綾ちゃん!大丈夫!?」

綾「ジャガイモ嫌い・・・。」

友梨「私はジャガイモ大好きだよ。」

綾「ガーン!
  友梨ちゃんの裏切り者・・・。」

優子「ジャガイモにはビタミンCが豊富で
   ガン、高血圧、心筋梗塞などの成人病の予防ができます。」

綾の頭の中では
「じゃがいも!じゃがいも!じゃがいも!」
ジャガイモコールが起こっている。
綾はクラクラしていると

麻美「綾さん、ジャガイモがきらいなの?」

綾「麻美ちゃん!」

麻美「こんなにおいしいのに。」

綾「な!?」

麻美はジャガイモをまるまる1個を
大きな口で1個を丸呑みする。
綾は恐怖の光景を見てしまった。

綾「ガーン!」

友梨「綾ちゃん、大丈夫!?」

綾は気を失う。


世界が変わる。
綾は巨大化している。
目の前に巨大化したジャガイモがいる。
じゃがいもが綾に飛びかかってくる。

綾「きゃあ!
  助けて下さい!
  ジャガイモ怖いよ!」

綾は泣きじゃくる。
その時、どこからか神の声が聞える。

神「綾、綾。」

綾「神様!
  こんどばかりはもう無理です!」

神「綾、あきらめてはいけません。
  どんな苦手なものでも
  あなたなら克服できますよ。」

綾「無理です!
  もう許してください!」

神「地球の平和のためにがんばってください。」

綾「地球の平和!?」

世界が戻る。
綾は意識を取り戻す。
そして立ち上がる。
かばんからお気に入りのクマさんエプロンを取り出し身につける。
そしてジャガイモを持って教室を飛び出す。

友梨「綾ちゃん!」

優子「どこに行くんですか!
   戻りなさい!」

麻美(後をつけてやる。)

綾は給食の調理室に辿り着いた。
フライパンに油を入れ
ジャガイモを包丁で切り刻む。
そしてジャガイモを熱したフライパンにポンと入れる。
「ジュワ!!!」と音がする。
その光景を影から麻美は覗いていた。
油からジャガイモを取り出す。
フライドポテトの完成である。

綾は塩を探すが見つからない。
すると、
すっと手が伸びてくる。
麻美が塩を持っている。

麻美「塩があったわよ。」

綾「麻美ちゃん!」

麻美「フライドポテトもおいしそうね。」

綾「麻美ちゃん、一緒に食べよう!」

麻美「綾さん、ありがとう。」

綾「じゃがいもおいしいね。」

2人は笑いながらジャガイモを食べた。


おしまい。