企業の大小にかかわらず戦略を立案しなければならない人にとって、有益な情報が満載。費用対効果抜群の一冊だと思った。

まず、
「戦略とは『現在地』と『目的地』を結ぶ『ルート』のことである。」
ということでカーナビを例に考えると戦略立案がイメージしやすいとある。

戦略を練るうえでどうしても、第一に目的地ばかりにフォーカスしてしまいがちだが、まずは「優れた戦略をたてるためには、現在地の確認が鍵になる」ということ。
目的地は現在地に依存しているので、現在地を客観的に把握することが的外れな目的地を設定することを避けるうえでも重要。

これは何も企業だけではなく個人の人生設計にも同じことがいえそうだ。

また「顧客に対して、自社にしか提供できない価値」である「スイート・スポット」をいかに活用、維持、拡大していくかという議論が現在地をはっきりさせることに役立つ。

…この現在地を知るということが自分の担当する部門で今必要なことと感じた…

…その他本書には、情報の収集、分析の仕方、目標設定の方法、戦略立案の方法、そしてどのように戦略を実行させるのか、心理学的要素を取り入れながら丁寧に説明されている。

…一気に読んでしまったが、著者の前著である
「はじめての課長の教科書」と併せて
明日からの仕事に早速活用させて頂こうと思う。






筋トレ


現在、結構売れている本のようです。




著者の山本ケイイチ氏は


フィットネスクラブを経営する経営者でもある


パーソナルトレーナー。




しかもカバーの顔写真を見るかぎり


かなりのイケメンだ・・・。




帯に書いてあるとおり、


著者は


「筋肉は最強のビジネススキルだ」と述べる。




どういうロジックかといえば、


筋トレで成果を出すことと、


仕事で成果を出すことの方法論はまったく同じであるということ。




本書の言葉を抜粋すると、




 ①トレーニング(仕事)の目的を明確にする。


 ②有効で現実的な目標を、期限と数値で設定する。


 ③目標達成するためになすべきことを具体的な行動に落とし込む。


 ④行動を継続するための仕組みをつくる。


 ⑤実行する。





ということになる。なるほど、納得。。。。。




また、




「何か一つのことをなそうとするときに人間ができるのは、


 結局、淡々とした作業の積み重ねしかない。


 一発逆転で大成功とか、ある日突然奇跡が起きて


 誰かが手をさしのべてくれることなどということは幻想だ。」





とも書いてある。





確かに、筋トレで確実に成果を出すには、


毎日、地道に淡々としたトレーニングを続けるしかない。




1週間でマッチョな体になりました~!!


なんてことは筋力増強剤をもってしても不可能だろう。




仕事で成果をだすことも同じであるはずだ。




そして、




「結果をすぐに求める。


 努力しなければ手に入らないと分かると、すぐあきらめる。


 簡単に絶望して極端な行動に走る。


 長いスパンで物事を考えたり、


 他人の気持ちを推し量ったりする余裕が持てなくなるのだ」




と、今日の様々な事件を評して述べている。




・・・とにかく、成果を出したい、成功したいと思ったら、


目標を設定し、アクションプランを立て、


環境を整え(仕組みを作り)、


あとは、目の前にあることを愚直に続けるこということ。




至極単純で当たり前のことだ。。。




トレーナーとして、


富裕層と呼ばれる人たちを多く指導し、


ビジネスで成功する人の振舞い方や考え方を


観察してきた著者の言葉はとても説得力があった。




本書にはもちろん、


効果的なトレーニングの方法や、


年代別にトレーニングについてのアドバイスがあり、


とても実用的でもある。




しかしながら、


ビジネス書として読んでも価値のある一冊だと思った。




売れているのも納得でした。




・・・・・っということで


今日から私も筋トレ始めます。。。。。

人づきあい


今や超有名人の著者。


ブリタニカ社の営業で世界第2位になるなど、

肩書きだけを見ると、

バリバリのキャリアウーマン風なのかなと思いますが、

そんなイメージとは裏腹に

著者の文章はとても優しく、癒されます。


本だけではなく、

雑誌のコラムなども多く書かれていますが、

本屋で著者の名前を見ると思わず読んでしまいますね。


これまでの輝かしい業績の陰には

もの凄い困難や、壁、苦しい悲しいことなど

(もちろんそれに優る嬉しかったことや喜びもあったと思いますが!)

たくさんあったはずなんでしょうけど、

そんなことなど感じさせないところがいいのかな。


ただそんな喜怒哀楽を経験しているからこそ

そこからにじみ出てくる優しさを感じることができます。



そんな著者、和田裕美氏の「人づきあいのレッスン」。


人づきあいが先天的に(!?)上手な人ってよくいますが、

著者の場合は、

もともと小さい頃から人見知りがはげしく、

どちらかといえば人づきあいは苦手だったといいます。

そんな著者が努力して、試行錯誤しながら考えた

人づきあいがうまくいくための方法というところに

この本の価値があると思います。


私も実は大変な人見知りで(他人からあまり思われませんが)、

今でも人づきあいが得意なほうではありません。

だからこそ、この本を買ったわけですが・・・


66項目にわたり

さまざまな例をあげながら人づきいの方法が書いてありますが、

やはりより良い人間関係の決め手となるのは

「感謝の心」ということのようです。

自分の人生をたくさんの「ありがとう」で満たせば、

自分も好きになれるし、他人も好きになれる。

そうすれば基本的に人間関係はうまくいくようです。


「話すことは理解のスタート、話さないことは誤解のスタート」

を実践して、

苦手意識の乗り越えて、

どんどん人とコミュニケーションをとっていきたいと思う。




・・・そうそう、著者が監訳した、

「魅せる力」もよかったです。


魅せる力