連日のトップニュースとなっている
世界的な株価暴落による金融危機。
資本主義経済の中で暮していれば、
何らかの形で金融と関わっているものの、
おそらく多くの日本人は、
なんとなく大変なんだな~と感じても
実感としては何が危機なのか
いまいちピンと来ないのではないかと思う。
株式や金融商品で資産形成をする人が
まだまだ少ないということもあるが・・・
ここまま続くと、
企業の株価が下げどまらない
↓
上場企業の資金調達が難しくなる
また
銀行の自己資本比率が目減りし
貸し渋り・貸しはがしが起こる
↓
中小企業も資金繰りに影響が出る
↓
企業倒産・リストラが増え失業者が増える
↓
こりゃあ大変だ~~!
っと簡単に言えばはこんな感じになるのかな。
ただやはり、
今日の金融市場はバブルといわれている通り
ちょっと膨らみすぎだと思う。
モノ・サービスなどの実体経済よりも、
カネにカネを生ませるいわば実態のないもの(金融)
が何倍もの価値があるということ自体、
なんとなくちょっとおかしい気がする。
そう思いませんか?
まあ、そのおかげで
今日の豊かな(物質的には)生活が支えられている
という側面もあると思うのだが・・・。
個人的で勝手なイメージなのだが、
今日の金融資本主義を牽引してきた
ゴールドマンサックスや破たんしたリーマンブラザーズ
などの投資銀行が、
アメリカ政府の後押しを受けて
あの手この手で金融商品を作りだし(←もはや錬金術ですな)、
バブルを膨らませて莫大な利益を上げてきた。
それらの経営者は何百億円もの報酬を受け、
やり手の社員も億単位の年収だったという。
まあそれはそれでリスクを背負って自己責任で
勝ち取ったものだろうから悪いとは言わない。
おそらくとてつもなく優秀なビジネスマンの集団だったのだろう。
しかし、そのバブルが弾けて一転して経営危機に陥ると、
アメリカ政府は75兆円規模の公的資金を投入するという。。。
公的資金といえば聞こえはいいが、
簡単にいえば税金だ。
乱暴な言い方をすれば、
ある特定の業界(金融業界)の人たちが
金儲けのため、
自分たちでルールを決めてゲームを行い、
おおむねそのゲームはうまく進行し莫大な利益を得た。
しかし、それでは飽き足らず、競争原理が後押しして、
欲に目がくらんで質の低い金融商品(サブプライムローン等)
にも手をつけてしまい(まるで日本の事故米流通のように)、
ゲームが立ち行かなくなってゲームオーバー。
そしてそのつけ(損失)を、
特定の業界外の人たちが納めてきた
税金で補うという構造なのではないのかな。
ただでさえイラク戦争の戦費や膨らんだ財政赤字、
そして深刻化する格差。
さらに大統領選挙を目前にひかえ、
国民による政治的関心が高まる中、
アメリカの財政当局はどのように公的資金を使うのか、
そしてどのように国民に説明をしていくのか注目である。
・・・しかしカネはあるところにはあるもんなんだな・・・
ドバイでは高さ1000メートルのビルを建設するとか・・・
そんなもん作る必要があんのかい??
まさに現代版のバベルの塔じゃないのか・・・
一方、60億の人口のうち
8億人を超える人が飢餓に苦しんでいるという。
なんでも死亡原因の世界一は飢えと栄養不足で、
毎日25,000人の人が亡くなっているらしい。
そして、カロリーベースでいえば
世界で生産される穀物の総量は、
60億人の人類を養うには十分だという。。。
欧米や日本でも話題の格差問題が
地球規模でも起こっているということだと思う。
(まあこれは昔からあったことだと思うが)
確かに格差などは人類の歴史が始まって以来
無くなったためしはない。
しかしながら
ここ数日の一連の金融危機問題のニュースを見て
現代の資本主義社会が本当にこのままでいいのかい??
というところまで疑問が広がってしまった。
週明けの株式市場はどうなることやら。
株はやらないがしっかりと注目していきたいと思う。