なかなか落ちない衣類のシミ。うっかりこぼしたソースや、ケチャップや
落とした油性ペンが、お気に入りの服についてしまってブルーな気分を
味わった経験は、誰にもあるのではないでしょうか?
今回は、それらの『部分洗い』の応急処置のテクニックについてです。
当建物のランドリー室に、下の写真のようなものが置いてあります。
これ、結構、重宝する洗濯グッズなのです。
基本的に、シミ取りは、「シミ取り液」と「使い古しの歯ブラシ」を
使うことが多いと思います。
基本は、上の写真のように、
まず、シミ取りをする洋服の下に、清潔なタオルか、ペーパータオルを
敷いて、汚れた部分を、シミ取り液を含ませた歯ブラシで
上から、チョン、チョンとたたいて、汚れが、下に敷いているタオルに
移るようにすることがコツです。
注意点としては、絶対に、こすってダメです。
汚れが広がります。あくまでも、上から下にたたいて、汚れを
敷いているタオルに吸い込ませるようにすることです。
ということで、秘密兵器が下の写真のコレです。
歯ブラシよりは、こちらの方が、シミを上からたたいて、汚れを
落としやすいので、今、人気の商品なのです。
下の写真の先端部分で、たたくとよいでしょう。
【シミ取り液の作り方】
【1】まずは、酸素系漂白剤を容器に入れます。
当建物であれば、下の写真の『オキシクリーン』がよいでしょう。
白い粉になります。
または、下の写真の液体の酸素系漂白剤の『ワイドハイター』か『ブライト』
でもよいです。大家は、この液体『ブライト』を好んでよく使います。
シミもよく落ちます。
【2】次に、液体洗剤を入れて、酸素系漂白剤とよく混ぜ合わせます。
量は、半分・半分くらいで、よいかと思います。
ケチャップなどのシミには、液体洗剤よりキッチン洗剤がよい場合が
ありますが、色落ちの恐れがあるので注意が必要です。
食器用中性洗剤(除菌効果をうたうものは、色落ちのおそれがあるのでNG)
当物件に置いている、『ナノックス』または『アタックゼロ』が
安全で、よいかもしれません。
【3】よく、混ぜ合わせて『シミ取り液』の完成です。
【4】 よごれ部分の下に、必ず、タオルを敷いて、
ブラシなどで、上からたたく。こすっては、ダメ。