2021年7月3日 静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土砂崩れ
今回の土砂崩れの特徴は、熱海市からレベル4の『避難指示』の命令が出されることなく
災害が起こったことです。一部の専門家は、今回は「集中豪雨」でなかったので、市としても
『避難指示』を出しづらい状況にあったと解説しました。さらに、住民自身がハザードマップを
調べて、避難の判断をしなければならないとも解説していました。
熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土砂崩れの原因なのですが、過去の土砂崩れ
とは違い、「集中豪雨」や台風などによる「ゲリラ豪雨」ではなかったという点に注目です。
1時間当たりの降雨量が、それほどでもなかったのです。 ただ、3日間、ひたすら雨が
降り続けました。これにより、土壌がどんどん水を貯め込んでしまい、最後には
堪えきれなくなり、土石流になったということのようです。
問題となるのは、土石流の起こった地域には、「避難指示」の警報は出されなかったことです。
熱海市としても、あの程度の雨では、リベル4の「避難指示」は発令できなかったのでしょう。
直前には、レベル3の「高齢者等避難」を出しましたが、天気予報では「大雨・洪水注意」
程度だったので、住民も油断したのかもしれません。
今年(2021年)の1月から、従来あった「避難勧告」と「避難指示」は、一本化され「避難指示」だけ
となりました。 これも地方自治体の判断に、微妙に影響したのかもしれません。
テレビに出演した専門の解説者は、今回は、市としても「避難指示」命令は出しづらかった
と擁護をしていました。それでは、どうすればよいかとアナウンサーから尋ねられると
「住民自身が自分の住む街のハザードマップを熟知したうえで判断をするべきだ」と
無茶ぶりの結論を明示していました。 要するに自己責任ということです。
確かに、熱海市のハザードマップには、洪水浸水の想定地域に指定されていましたが、
今回のケースでは、テレビの気象予報ニュースだけでは、避難判断は、とても困難です。
もしもの時のために・・・・・自分自身で・・・・自分の住む場所の
宇都宮市のハザードマップをチェックしておきましょう!
ハザードマップ(洪水・土砂災害)
※ 当物件は、浸水地域にも、土砂災害にも指定されていない安全な区域に位置します。
むしろ、近隣にある「宇都宮裁判所」は、洪水などが起きた時の「避難場所」に指定されている
ように安全な地域であると言えます。
逆に、ベニマルの横を流れる「釜川」や宇都宮駅の西に流れる「田川」の周辺が洪水浸水の
想定地域になりますので、長雨や大雨の時は、そちらへは近づかないことをお勧めします。
当物件の部屋の中で、じっとしている方が安全です。
◆ 一部、清住通りと釜川の間 (御茶呂の裏当たり?) や、ベニマルに行く途中が
『土砂災害警戒区域』 に指定された地域がありますので、雨が続く日や大雨や
ゲリラ豪雨の日は、近づかないようにしましょう。
◆ 大曽にある弁護士事務所に修習で通われている方は、近隣に 『土砂災害警戒区域』や
『浸水想定地域』がある恐れがあります。ハザードマップで、ご自身でご確認ください。
戸祭台にあるベニマル
司法関係のブログは こちらクリック
お問合わせ他
『申込み』『質問』『希望』『相談』等
下記1.「メール」と2.「ブログ」両方にお願いいたします。
1. mail ⇒ コチラをクリック
2. blog ⇒ コチラをクリック
3. Instagram ⇒ コチラをクリック
4. Facebook ⇒ コチラをクリック