おはようございます!
即決太郎です。
1万円のシャンプーのお話です。
そのシャンプーは、驚くほどの効果を持ち合わせていました。
40代~60代までの主婦にテストしてもらったところ
・ 髪に張りと潤いが戻った
・ 痛んでいた髪に天使の輪ができた
・ 髪が変わっただけで10歳は若返った
一度使ったら、二度と他のシャンプーを使おうなんて考えられません。
最高ともいえる評価を受けました。
素晴らしい効果が得られるだけに仕入原価も非常に高かったんです。
200ml入りで、定価1万円です。
担当した営業部では、ターゲットとして髪の痛みに悩む人を考えました。
とある筋から髪の痛みに悩んでいる人のリストも入手しました。
売れに売れるだろうと勇んで売りに出たところ、、、、
さっぱり売れません。
必死に売り歩いても一日に1本か2本しか売れません。
とても採算ベースに上がってこないわけです。
効果抜群なのになぜ?
1万円といえば、美容室1~2回の金額なのに・・・
売れて当り前と思われた商品だったため、営業部は無能呼ばわりされるような状態にまで陥ってしまいました。
あまりに売れないため、営業マンも徐々に諦めかけていました。
困り果てた営業部長は、ある美容室に相談に行きました。
実際に商品を使ってもらい、その良さも理解してもらえました。
美容室のオーナーも気に入ってもらえたため、洗髪に使ってもらいました。
営業部長は、
1ケースを無償で提供する代わり1日見学させてもらう事にしました。
思ったとおり、
どのお客様も非常に喜んでくれます。
サービス終了後に美容師が勧めると・・・
・ 1万円の価格を高いと判断して買わない人
・ これが1万円で手に入るならと喜んで買う人
・ せっかくだから買っておこうという人
一日見ているとその傾向が見えてきました。
価格が高いと買わない人は、見た目にも髪が痛んでいる人ばかりなんです。
プロの目から見れば見違えるように変わっているのに、それに気付こうとしません。
普段から安価の商品に慣れているため1万円は驚きの価格でもあります。
ある種の諦めと、そこに価値を感じないわけです。
逆に
喜んで買う人は、最初から綺麗な髪をしていました。
高価なシャンプーを使うまでもないと思える方ばかりです。
結果も、元が良いわけですから、見た目には大して変わりません。
触ったり、揺らしたり、角度を変えたりして、その良さを実感してくれていました。
普段から高価な商品を使っているため1万円という価格にも動じません。
いつも髪に気を使っている人にこそ、その価値が認められたわけです。
手を伸ばして、届くか届かないか?
指先が触れるか触れないかという位置にある物は、本当に欲しいと思います。
到底届かないと感じるものには、興味すら示しません。
結果、
この商品はターゲットを変える事によって絶対的な指示を仰ぐようになりました。
一度使った人は、他のものには目もくれず、必ずリピートしてくれます。
本当に喜んでいただける商品としてお客様に満足を与えるようになりました。
売り手の考えとお客様の考えは、常に多少のズレが生じます。
実際のお客様の声は、このズレを教えてくれます。
注意深くお客様の声に耳を傾ければ自然と売れる形が見えてきます。
ねっ! 売れますよね^^
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