ちょっと人間不信に陥りそうなroseです(笑)。




ある時電話がかかってくる。

そして、夫は言う。

「転職ちょっと本気で考えるよ。
 いいよな?
 まぁ、お前は口出さないの知ってるけどさ。」



今まで、何度もの転勤と、一度の転職。


私は、夫の決定を受け入れてきたはずだ。
確かに、夫も家族という責任を背負っていて
やりたい事だけを選べる訳じゃない。
その中で、例えば肩書き、例えば収入、またはやり甲斐。
そんな物を求めたい気持ちもあるだろう。

公平に考えて、夫にだって自分の人生を、
背負った責任の為ばかりではなく、自分の為に豊かにする
選択をする権利はあるはずだ、そう思ってきた。

これはただの被害妄想だろうか。
良き妻を演じようとしているだけだろうか。


けれど、たとえ自分が偽善的な行動を取っていたとしても、
電話一本でこんな風に宣言されるのは正直ショックだ。
厳密に言えばショックではなく、哀しみの方が近い。


リスペクト。


見返りを期待するようなことでもないかも知れないが、
互いにリスペクトしようとすること、
それを互いの中に見出せることが
たとえ夫婦であっても重要だと思っていた。


そして今日、
たった一本の電話で今まで持っていた、
リスペクトされていると信じていたい気持ちが
ただの幻想だったと、気づかされた。