食べる輸血！鮮やかなスーパーフードビーツでダイエット
みなさん、奇跡の野菜ビーツを知っていますか。
日本ではあまりなじみがない食材かと思いますが、
ヨーロッパでは日常的に食べられている人気の野菜です。
濃い赤紫色で見た目がカブにそっくりなことから、
赤カブとも呼ばれているんですが、
実は意外なことにほうれん草が属するアカザ科の一種です。
女性には嬉しい美容とダイエット効果も高くて、
海外セレブの間でもスーパーフードとして人気です。
『ゴシップガール』でおなじみの女優さんは、
ビーツを上手に取り入れて
健康的なダイエットに成功したそうですよ。
ビーツの鮮やかな赤はベタシアニンによるものです。
このベタシアニンは、
アンチエイジング効果の高いポリフェノールの一種です。
強力な抗酸化作用があり、
老化や病気の原因になると言われている活性酸素を取り除き、
老化やガンの進行を防ぐ効果も期待されています。
近年、健康意識の高い人たちの間で
注目を集めているのが一酸化窒素（ＮＯ）です。
NOには血行を改善すると同時に、
血管をやわらかくする働きがあり、
血管の中で血栓の発生を防ぐといわれており、
動脈硬化の予防につながります。
狭心症の患者にニトログリセリンが処方されるのは、
ニトログリセリンが体内で加水分解により産生される、
NOによる血管拡張作用を誘導するためです。
また血行を改善することは、
持久力アップや疲労回復にも効果を発揮します。
さらに基礎代謝のアップにもつながるので、
運動能力のアップのほか、
ダイエット効果も期待できる、注目の野菜なのです。
また、ビーツには、レタスやトマトの2倍以上の
カリウムが含まれています。
カリウムは体内の余分なナトリウム、
すなわち塩分を排出する働きがあり、
むくみの解消につながります。
また塩分を排出して血圧の上昇を防ぐため、
高血圧の予防にもなります。
ビーツには妊婦さんには必須の栄養素、
葉酸も豊富に含まれています。
葉酸には血を作る働きがあり、
妊娠中はとても不足しやすい状態になっています。
しかし、なんとビーツ一個を食べることで、
一日に必要な量の90％を摂取することができるのです。
ビーツには鉄分も豊富に含まれており、
赤い色からの連想と併せて
『食べる輸血』とも言われているほどです。
貧血の予防や改善に、とても効果的です。
日頃の食事では不足しがちと言われる鉄分ですが、
野菜から効果的に摂取できるのはとてもありがたいですね。
しかも、100gあたり45kcalです。
とても低カロリーですね。
脂肪が少なく、食物繊維は豊富なので、
腹持ちがいいため、ダイエット効果も期待できますよ。
ビーツダイエット、
セレブたちに長らく愛されている理由に納得がいきますね。
しかし、ビーツばかり食べるのは
健康上のリスクがあります。
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