家の前の道に、車にひかれたスズメの
頭部がこびりついていました。
(一部、画像を加工しています)

周囲に他の部位や羽根などがないので
たぶんこのスズメはカラスに食べられと
思われます。
ま、猟奇的な変質者の仕業の可能性も
ゼロとは言い切れませんが。
たぶん、と言うのは、私自身が
カラスがこのスズメを食べている現場を
見ていなかったのと、このスズメが
ヒナや巣立ったばかりの個体では
なかったからです。

普通の人は、カラスやスズメの生態に
それほど興味がないので、知らない方も
多いと思いますが、カラスはスズメを
捕って食べます。通常は、生後間もない
ヒナだったり、口の周り(人間でいう
口角部分)にクリーム色の縁取りがある
若い個体が、よくカラスに食べられます。
なぜって、危険回避能力が低いから。
で、カラスはスズメを食べるとき、
最後にスズメの頭部だけをポイッと
捨てるんです。くちばしでつまんで、
首を振りながら、屋根の上から道に
ポイッと。
なぜって、それは、、、なぜですかね、
スズメのくちばしがノドにひっかかり
そうで嫌なのか、頭骨が硬いからか、
わかりません。とは言え、私だって
アジの開きやサンマの塩焼きを食べる
ときは、頭部はお皿に残しますから
やっぱり硬くてノドにひっかかるから
なんじゃないかと思います。
※アクセス多数のため、真面目な
補足をしておきます。
鳥のくちばし、羽根、足のウロコとツメは
人間の髪やツメと同じケラチンという
タンパク質で出来ており、人間もそう
ですが一般的な生物には、このケラチンを
分解する酵素がないため、食べても消化
できません。(主に一部の菌類だけが
分解する酵素を持っています)なので、
カラスがスズメの頭を食べないのは
本能です。
わ~、カラスって、なんて残酷な!
スズメがかわいそう!
なんて思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、スズメだって生息圏が同じ
シジュウカラなんかのたまごを巣から
奪って食べますから、自然の摂理と
静観するしかありません。野生の生物に
感情移入し過ぎると、偏った思考の
持ち主になってしまいますもんね。
そういえば、こないだ興味深い動画を
見ました。タイとかマレーシアとか
その辺のお国だったと思います。
1羽の鳥が、執拗にヘビに攻撃を
仕掛ける様子を、周りで人々が
見ているんです。その鳥は、本当に
執拗に執拗にヘビの頭部を突っつき、
最終的にヘビを殺害します。
私は、てっきり、ヘビを食べるための
行動だと思っていました。
ところが、ヘビが息絶えると、その
鳥はヘビを残して飛び去りました。
周りで見ていた人たちが、こときれた
ヘビのお腹を裂いてみると、なんと
未消化の鳥のヒナが出てきました。
単純に、人間目線で推測すると、
親鳥が、食い殺された子供の仇討ちを
果たした泣ける話、、、ということに
なりそうですが、その鳥にしてみれば
ヒナを食べたヘビをそのままにして
おいたら、また他のヒナが食べられて
しまう恐れがあるから、安全確保の
ために敵を始末しただけの話でしょう。
ヘビはヘビで、生きてゆくために
自分より弱いものを食べただけ
ですもんね。どちらも悪いことは
していません。
私は生物が大好きです。昆虫も、
鳥も、魚も、ほ乳類もは虫類も、
食用にされる家畜や家禽さえも。
野生の生物には干渉しない、
一歩離れてそっと見守り、人間は
手を出さない、それが、同じ条件で
生きている全ての野生生物に対して
平等に接する、大事なことだと
思っています。
頭部がこびりついていました。
(一部、画像を加工しています)

周囲に他の部位や羽根などがないので
たぶんこのスズメはカラスに食べられと
思われます。
ま、猟奇的な変質者の仕業の可能性も
ゼロとは言い切れませんが。
たぶん、と言うのは、私自身が
カラスがこのスズメを食べている現場を
見ていなかったのと、このスズメが
ヒナや巣立ったばかりの個体では
なかったからです。

普通の人は、カラスやスズメの生態に
それほど興味がないので、知らない方も
多いと思いますが、カラスはスズメを
捕って食べます。通常は、生後間もない
ヒナだったり、口の周り(人間でいう
口角部分)にクリーム色の縁取りがある
若い個体が、よくカラスに食べられます。
なぜって、危険回避能力が低いから。
で、カラスはスズメを食べるとき、
最後にスズメの頭部だけをポイッと
捨てるんです。くちばしでつまんで、
首を振りながら、屋根の上から道に
ポイッと。
なぜって、それは、、、なぜですかね、
スズメのくちばしがノドにひっかかり
そうで嫌なのか、頭骨が硬いからか、
わかりません。とは言え、私だって
アジの開きやサンマの塩焼きを食べる
ときは、頭部はお皿に残しますから
やっぱり硬くてノドにひっかかるから
なんじゃないかと思います。
※アクセス多数のため、真面目な
補足をしておきます。
鳥のくちばし、羽根、足のウロコとツメは
人間の髪やツメと同じケラチンという
タンパク質で出来ており、人間もそう
ですが一般的な生物には、このケラチンを
分解する酵素がないため、食べても消化
できません。(主に一部の菌類だけが
分解する酵素を持っています)なので、
カラスがスズメの頭を食べないのは
本能です。
わ~、カラスって、なんて残酷な!
スズメがかわいそう!
なんて思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、スズメだって生息圏が同じ
シジュウカラなんかのたまごを巣から
奪って食べますから、自然の摂理と
静観するしかありません。野生の生物に
感情移入し過ぎると、偏った思考の
持ち主になってしまいますもんね。
そういえば、こないだ興味深い動画を
見ました。タイとかマレーシアとか
その辺のお国だったと思います。
1羽の鳥が、執拗にヘビに攻撃を
仕掛ける様子を、周りで人々が
見ているんです。その鳥は、本当に
執拗に執拗にヘビの頭部を突っつき、
最終的にヘビを殺害します。
私は、てっきり、ヘビを食べるための
行動だと思っていました。
ところが、ヘビが息絶えると、その
鳥はヘビを残して飛び去りました。
周りで見ていた人たちが、こときれた
ヘビのお腹を裂いてみると、なんと
未消化の鳥のヒナが出てきました。
単純に、人間目線で推測すると、
親鳥が、食い殺された子供の仇討ちを
果たした泣ける話、、、ということに
なりそうですが、その鳥にしてみれば
ヒナを食べたヘビをそのままにして
おいたら、また他のヒナが食べられて
しまう恐れがあるから、安全確保の
ために敵を始末しただけの話でしょう。
ヘビはヘビで、生きてゆくために
自分より弱いものを食べただけ
ですもんね。どちらも悪いことは
していません。
私は生物が大好きです。昆虫も、
鳥も、魚も、ほ乳類もは虫類も、
食用にされる家畜や家禽さえも。
野生の生物には干渉しない、
一歩離れてそっと見守り、人間は
手を出さない、それが、同じ条件で
生きている全ての野生生物に対して
平等に接する、大事なことだと
思っています。