鹿児島県桜島にある月讀神社(つきよみじんじゃ)
は桜島港のすぐ近くにあります
月讀神社鳥居
実に立派な花崗岩の鳥居で立っています
皇紀2600年記念して昭和15年(1940年)に
建立された鳥居です
一ノ鳥居
一ノ鳥居を潜って振り返ると港と海が
見え参拝者が続々やってきます
月讀神社は奈良時代の和銅年間(708年-715年)
に鎮座された大変由緒ある神社です
元々は桜島赤水町の宮坂にあったのですが…
大正3年(1914年)の桜島大噴火で溶岩の下に
埋まってしまったようです
たびたび桜島のなかを移転しているのです
二ノ鳥居
次の鳥居はセメントでできていて昭和57年
(1982年)に奉納されました
手水舎
龍の水口のお水で身心を整えて本殿に
本殿
御祭神
月讀命(つきよみのみこと)
天照大神の弟で素戔嗚尊の兄です
全く正反対の性格の天照と素戔嗚のバランス
を取っていたのかもしれません
この土地の言い伝えによると月讀命の出生地
はこの桜島らしい
海上・陸上の交通安全、縁結びの御神徳が
あるそうです
摂社 稲荷神社
商売繁盛の稲荷神社は必須ですよね!
石碑と祠
御祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
稲に宿る神秘の神様で五穀豊穣の神様が
今では商売繁盛の神様です![]()
石碑には皇正直稲荷大神と書いてあります
江戸時代中期の藩主島津継豊公の姫がこの
稲荷神社を建立したらしい![]()
駐車場
↑
神社の駐車場のこの黒い土は桜島からの
火山灰のようですね!
高濱虚子句碑への石段
大御所の俳人高濱虚子の句碑があります
高濱虚子は明治・大正・昭和と活躍した
ホトトギス派の俳人で正岡子規の弟子です
大正3年(1914年)1月12日桜島は大爆発して
桜島の多くの村が溶岩に呑み込まれました
住人の2/3が外に移住し長い間農業もまま
ならなかった凄い噴火です


高濱虚子句碑
溶岩に秋風の吹きわたりけり
実にぶっきらぼうな俳句に思えますが
『客観写生』『花鳥諷詠』を理念とする
ホトトギス派らしい俳句です![]()
大爆発から14年後の昭和13年(1928年)
10月10日に虚子は桜島を訪れこの句を
詠んだそうです
高濱虚子句碑
溶岩に秋風の吹きわたりけり
意訳
多くの村々を失った熱い溶岩も今では冷えて
秋風が吹いてやっと大噴火も終わったようだ
ちょっとした安堵感があるいい句です
展望台への石段
大正噴火では被害総額3820万円現在の価値
で746億円ぐらいです
新聞各社が募金を募り全国からの義捐金は
60万円(現在価値12億円)も集まったそうです
展望台から見る桜島
桜島はあんなに遠いのに、ここら辺りまで
溶岩が流れてきたんですね!

鉄柵も火山灰と潮風でかなり錆びています!
桜島港
すぐ近くの桜島港とその向こうの鹿児島市内
も良く見えます
高濱虚子の句がしみわたるいい景色です
歯がしみたらこちら
↓
たかぼん
桜島 月讀神社HP
鹿児島県の大正噴火の文献
月讀神社 マップ














