ニュージーランドより低用量イソトレチノイン内服が有用という論文が報告されました。
16週間にわたりイソトレチノイン5 mg/日を投与する群またはプラセボを投与する群に無作為に割り付けた後、16週間のイソトレチノインの投与によるオープンラベル期間を実施。治療終了後に、10週間の経過観察を引き続き実施。
イソトレチノイン投与群において、ざ瘡病変数は4週目以降に有意に減少し、32週目で最低値に達し(p<0.0001:ポアソン回帰)、その状態は治療後の経過観察期間を含めた試験期間中を通して維持された。
結論として、上記の試験において4週目までに改善が認められ、さらに32週目まで継続して改善が認められたことから、低用量イソトレチノインによる成人のざ瘡の治療は有効。また、40%の患者において3年目までざ瘡無しの状態が維持され、患者の非常に高い満足度が報告された。イソトレチノインは良好な忍容性を示し、有害事象は少なかったと報告された。
つまり低用量でも4ヶ月内服すると効果が出ますよという事です。
当院ではロアキュタンというイソトレチノインを扱っていますが通常0.5mg/kg以上の投与が必要と添付文書には記載がありますが、少量で継続するのも効果的かもしれません。


