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さて、前回ブログで「風邪いろいろ」と題して投稿いたしましたが、

今回は病医院への「受診のタイミング」です。

 

前回お話したように、症状では風邪とインフルエンザは区別できません

ただし、A型インフルエンザは「38度以上の高熱」「寒気・悪寒」「関節痛」などが

特徴的と言われています。

 

では、そのような症状が出たら即受診かといいますと、そうではありません!

医療機関でのインフルエンザ迅速診断ですが、発熱して間もないと正しい結果が

得られません。ウイルス量がまだ少ないからです。

 

では、どのくらいで信頼できる結果が得られるのかですが、様々な研究・論文があります。

 

結果として、

1) 症状発現後、7時間以降が望ましい

2) 12時間以内は偽陰性が多い

     (12時間以内で陰性でも、12時間以降で再検査すると陽性になることがある)

となります。

したがって、検査は早くても7時間以降で、出来れば12時間以降が

望ましい、ということです。

 

インフルエンザ薬は発症後48時間以内の開始が原則です。

(それ以降はウイルスの増殖が進んでしまっている)

 

是非、適切なタイミングで受診して良い効果を得ていただきたいと思います!!