皆様、こんにちは
前回からの続きです。
FUT法では、
帯状に頭皮ごとドナー毛を採取します。
その後、毛包を一列含むように
スライスをしていきます。
綺麗にスライスしないと、
次のステップでうまく株分けを
することができませんので、
ここでは熟練した技術が要求されます。
この薄造りの状態から、
さらに毛包単位に株分けを勧めていきます。
株は１本毛、２本毛、３本毛と
毛の数によって分類します。
この作業には、何人もの熟練のスタッフが、
集中的に手際よく行うことが必要です。
それに加えて、作業場所の室温を、
なるべく4℃程度に保っておくことも重要です。
室温が暖かすぎると、毛包の保存状態が悪くなり、
移植後の生着率に影響することがあるためです。
この作業には、大変繊細な技術が必要になるので、
１０００株の毛包単位を準備するならば、
数時間はかかると考えた方が良いでしょう。
次回に続きます。
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