皆様、こんにちは
今回は薄毛の歴史について
お話していこうと思います。
脱毛症は現代人だけの悩みではなく、
古来より、人類が文字通り頭を悩ませ続けてきた問題でした。
もちろん「髪の毛なんてあってもなくても、
人生には何も影響もない」と考えている豪傑も
たくさんいたことでしょう。
しかしその一方で、古代ローマ帝国の軍人、
ジュリアス・シーザーは、月桂樹の王冠をかぶり、
市民から薄毛を隠していたと言われています。
16～17世紀のヨーロッパの貴族社会では、
バッハのような有名人の肖像画を見てもわかるように、
ウィッグの着用が普及していました。
日本でも、江戸時代に定着した
月代（さかやき）と呼ばれる武士の髪型は、
もともと兜をかぶったときに、頭皮が蒸れて、
気が逆上するのを防ぐために、
頭頂部を剃ったのが始まりと言われています。
古くは源平時代からあったそうです。
薄毛を隠すことが目的ではなかったようですが、
薄毛の人にはラッキーな髪形だと言えます。
このように世界中のあらゆる時代で、
薄毛を隠すアイデアが考案されたということは、
脱毛が人間に与える薄毛への「負の感情」を
十分に伝えていると言えます。
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