皆様、こんにちは
前回からの続きです。
前回まで、培養された幹細胞は特性が失われると
お伝えしてきましたが、
ヒト毛包から分離したばかりの毛乳頭細胞と、
短期間培養した毛乳頭細胞との違いは何なのでしょう。
それぞれの遺伝子の違いを網羅的に比較、検証しました。
その結果、いくつかの生体の発生や維持に必要な、
細胞内外をつなぐシグナル経路の働きが、
培養後に急激に落ちていることがわかりました。
そこで、それらのシグナル経路を
再び活性化させる物質をつくりだし、
培養中のヒト毛乳頭細胞に作用させたところ、
毛の誘導に関わる特性が、
ある程度回復できることがわかりました。
さらに、処理した細胞をカタマリ状にして、
無毛の免疫不全マウスの、
表皮と真皮の間にはさみ込んで移植したところ、
完全とは言えませんが、毛包のような構造が再生されました。
つまり、ヒト毛乳頭細胞を培養しても、
特定の物質を補填したり、
特殊な構造をとらせることによって、
幹細胞としての特性を失わないまま、
毛包再生に十分な数を確保できる可能性が生まれたのです。
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