皆さん、こんにちは

前回に引き続き、今回も男性ホルモンが

男性型脱毛症(AGA)にどのように関わっているのか

詳しくお伝えしていきたいと思います。


男性ホルモンのテストステロンが、

毛乳頭細胞内の5α還元酵素によって、

より強力な男性ホルモン・ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。

このホルモンはすぐに細胞内にあるアンドロゲン受容体に結合します。

アンドロゲン受容体とDHTの結合体は、

2つ集まって1つのものとして機能し、

細胞の中にある「核」と呼ばれる部分に移動していきます。

 



核の中には遺伝情報の担い手であるDNAが保管されています。

遺伝情報そのものであるDNAは大変重要なものなので

核の外に持ち出すことができません。

なのでそのDNA情報を元にRNAが合成され、核の外に出されます。

この現象を「転写」と呼びます。


アンドロゲン受容体とDHTの結合体は「転写因子」となって、DNAに結合します。

つまりDNAに結合した付近にある遺伝子(標的遺伝子)の転写を促進します。

これによってその遺伝子のリボ核酸(RNA)が作られ、

さらにそのRNAがタンパク質に作り替えられ、

そのタンパク質が生理学的な作用を引き起こすことになります。

 

 

 

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