【クマとりは形成外科の先生が良い?】クマ塾⑨ 実践編
クマ塾 塾講師の石川です。
赤坂見附院の形成外科専門医院長で湘南でも唯一の大学病院の非常勤講師を行っています。
ということで
今回の授業内容は?
👩「先生って形成外科専門医じゃないですか。
クマとりは形成外科の先生が良いんですか?」
まず形成外科という科について説明したほうが良いかもしれませんね。
⚫️形成外科とは
体の体表面の手術に対応していて、異常や変形を治したり、失った機能や体の一部を新たに作ることをします。
美容外科は形成外科の多くの治療範囲の中の一部の領域です。
形成外科の 「体表面の異常を正常に近づけること」と、
美容医療での「コンプレックスを綺麗な人に近づけること」
は概念が同じで、ともにきれい治していくことに繋がります。
異常度が保険患者のほうが強く、美容医療の上位手術を行うことがほとんどです。
海外では美容外科はより繊細で綺麗な要求を満たすために
基本的に形成外科の先生がすることが基本です。
その中で形成外科医がくまとりの分野で何がつよいか
1 解剖学的知識
眼瞼周囲の解剖は形成外科では切って、どの層にどういう構造があるか実際
目で確認している。
特に再建などを行ってきている人にとってはどういう治療法が良いのかが
わかっています。
例えば下眼瞼を切ったことがない美容外科入職した人にとっては
構造がよくわかっておらず、何が危なくて危険かわかっていない可能性があります。
また後遺症などの手術経験も多いため、なにかあったときも対応が可能です。
2 手術のアプローチ法
脱脂術での経結膜切開は、形成外科分野では顔面骨骨折や骨切りでもよく行われます。
結膜切開を行い顔面骨にまで達し顔面骨を移動させ治療を行います。
これは裏ハムラや切開はムラなどでもほぼ同じアプローチの手術ですね。
全身麻酔でハムラ手術より深い領域まで治療を行っているので、
有事でもなんでも対応することが可能です!
3 細かい手術の経験数
マイクロサージャリーは知っていますか?
顕微鏡を用いて1.0mm以下の細かい血管や神経、リンパ管を縫合する技術のことです。
形成外科手術の花形手術といえばマイクロサージャリーで心臓血管外科よりも更に細かい血管を多く縫合糸てきています。この小さい手術になれていることから、より繊細で綺麗な手術を行うことができます。
4 全身麻酔での経験数
時間が求められる短時間での美容外科とは違い
全身麻酔での手術は患者の状態の管理を麻酔科に任せて
治療に集中することができます。
もちろん短時間で手術を行う必要性もありますが
全身麻酔での長時間かけてじっくりとこだわって手術を行うことが多いです。
自分の手術も最長13時間の手術を行った経験もあります。
このこだわってきた経験が、より繊細で卓越した手術を行うことができるようになります。
5 創傷外科
形成外科の分野で忘れてはいけないのは創傷外科。
傷や手術の治癒過程を熟知しているため
美容外科の術後過程に関しても熟知しています。
要するに形成外科専門医は
くま治療に関しても安心安全なでより繊細な手術を行うことができます。
僕自身も形成外科専門医としてマイクロサージャリーや顔面骨などを多く治療してきた経験からくま治療に関して他の美容外科には負けない自信を持って治療を行っています。
👩「形成外科の先生とそうでない先生であれば
形成外科の先生の方が良さそうですね」
形成外科専門医は美容外科に関する唯一の国が認めた専門医だから
かなり信頼度は高いと思います。
なんとかNo1とかはそのクリニック内だけの指標だし
美容外科専門医は年数がたてば取れる資格だからそこまでは当てにならないかなと思います。
聞いてもよくわからないと思った場合には
ぜひ湘南美容クリニック 赤坂見附院に診断だけでも来てください。
今後も有益な情報とくだらない情報を含め配信していきます。
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