皆さまこんにちは。

4月が始まり、2週間経ちましたがいかがお過ごしでしょうか。

 

私は先日、無事に

 

形成外科専門医の更新

 

を済ませました。

私をここまで育ててくれた

形成外科時代の先生方のお力添え

に改めて感謝してもしきれない思いです。

 

新しく届いた形成外科専門医認定書

 

専門医更新の項目に

 

5年間の診療実績(手術や処置、入院など)

 

があるのですが、

 

湘南美容クリニック所属してからは

1年で更新に必要な診療実績を

積むことができました。

 

大変ありがたい環境に感謝しつつ、

今後も皆様の幸せに貢献できるよう

尽力して参ります。

 

 

前置きが長くなりましたが今回は、

 

脂肪注入豊胸で行うバストの下垂改善

 

についてです。

早速ですが画像を供覧いたします。

 

 

 

左または上側が術前

右または下側が術後1ヶ月です。

 

バストのハリが戻って若々しい印象になりました。

この方はバストのハリを戻す方法として

 

脂肪注入豊胸

 

を選ばれましたが、

バストがたるんでしまう過程や原因を以下にお伝えします。

 

 

年齢と共に皮膚、皮下脂肪がたるむ

 

これがお顔に起こると

 

ほうれい線が深くなる

フェイスラインがたるむ、凹凸になる

 

という結果に結び付きます。

 

年齢と共に皮膚、皮下脂肪がたるむ

 

という反応は、当然ながら

 

体にも起こります。

 

そうするとバストをはじめとした

さまざまな体の部分がたるんでいきます。

 

その中でも

 

バストが体の他の場所よりたるみやすい

 

のは

 

妊娠出産に伴いバストの中身が変化する

 

ことが関係しています。

 

 

ここでいうバストの中身

 

というのは

 

母乳を作る乳腺組織

 

を主に指します。

 

妊娠出産に際して赤ちゃんを育てる準備のため

 

乳腺組織が大きくなり

それに伴って

 

バスト表面の皮膚

大きくなります。

 

風船の中身が増えて、

風船が張った感じになる

 

というイメージです。

 

そのまま乳腺組織が大きいままなら良いのですが、

 

赤ちゃんがある程度大きくなって

母乳を与える必要がなるなると

乳腺組織は小さくなります。

 

そうすると

 

皮膚が大きくなったのに対して

中身が小さくなり

 

風船の空気が抜けて

しぼんだような状態

 

になります。

 

 

バストの中身(乳腺組織)の急激な増加に伴い

バスト表面(皮膚)も大きくなりますが、

 

母乳の分泌が落ち着くと

バストの中身の縮小する一方、

バスト表面はそのサイズダウンについていけない

 

という

 

中身と外側のアンバランス

(中身より外側が大きい)

 

 

バストが体の他の部分よりたるみやすい原因です。

 

 

中身と外側のアンバランス

たるみが起きているのであれば、

その解決策としては

 

1.中身を増やす

2.外側を減らす

 

の2通りの方法が考えられます。

 

2.外側を減らす

 

という選択は

 

・乳房吊り上げ術(固定術)

・乳房縮小術

 

という方法がありますが、

 

・キズが長い範囲で出来る

・ある程度バストが大きい方や

バストを大きくしたくない方が対象となる

 

であるため、

日本で希望される方は少ない印象です。

 

1.中身を増やす

 

という方法は

 

・脂肪注入

・シリコンバッグ

(・ヒアルロン酸)

 

等の選択肢があります。

ヒアルロン酸は2023年4月14日現在、

湘南美容クリニックでは施術を行っていないので

()とさせていただきました。

 

この中でも

 

脂肪注入

 

がおすすめで、その理由としては

 

・注入範囲や量を調整しやすく自然な仕上がりになりやすい

・温かく、自然な感触のバストになる

・バストの外側(皮膚)に余裕があると脂肪の定着率がよい

・キズが乳房吊り上げ術、乳房固定術に比べて小さい

 

というものがあります。

 

脂肪注入豊胸であれば

 

・キズはわきの下に4~5mm程度(ドクターにより異なります)

・バスト外側の余裕に応じて適切なサイズアップを叶えやすい

・太ももやウエスト、腰回りなど部分痩せも同時に叶う

 

などの

他の方法にはないメリットがあります。

 

バストのエイジングケアについては

当院でも

 

「リバストシリーズ」

 

としてローンチしています。

 

 

 

 

いかがでしたか。

バストが垂れてしまう原因について

 

バストの中身と外側のアンバランス

 

が原因の一つとしてお伝えいたしました。

より詳しくは当院公式ウェブサイトの

 

「リバストシリーズ」

 

 

にも記載がありますので

こちらもあわせてご覧いただければ幸いです。

 

この記事がバストが痩せてしまった方の

お悩み解決に少しでも役に立てれば幸いです。

 

 

施術名:ピュアグラフト1UP(脂肪注入豊胸)
施術の説明:お体の脂肪を吸引し、より純度が高く・濃縮された脂肪(ピュアな脂肪)をバストに注入する豊胸術です。
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着、皮膚の色素沈着、胸が硬くなる、膨らみ過ぎたと感じる、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、物足りないと感じる、胸にしこりができるなどを生じることがあります。
施術の価格:380,000円