皆さまこんにちは。

湘南美容クリニックの堀弘憲です。

 

桜が満開となるところも増えてきましたね。

今年はどこかに、お花見に出掛けてみようかと考えている今日この頃です。

 

 

今回は

 

埋没法のデザインと術後の腫れ

 

の関係についてお伝えします。

早速ですが画像を供覧いたします。

 

 

埋没法二重術である

フォーエバー二重術を受けた方で

向かって上が術前、下が術後1週間です。

 

過去も埋没法を受けている方ですが

徐々にラインが薄くなり、

埋没法での再施術を希望されました。

 

その際に

 

全体的な二重幅も広げたい

 

と希望されて、

 

まつ毛の生え際から10mm付近

 

を糸で止めています。

持続力は高いものの腫れ(むくみ)が出やすい

 

フォーエバー二重術

 

で手術を行なっていますが、

それでも腫れ(むくみ)が強めに出ています。

 

 

では、なぜ腫れ(むくみ)が強めに出たのか?

この方の場合は

 

デザインの幅の高さ

 

が一番の要因と思われます。

 

 

埋没法は

 

糸で皮膚を支える

 

という方法で二重まぶたを作ります。

 

このため、二重の折れこみの位置しか調整できず

幅広い二重まぶたを作ろうとすると

 

まつ毛の生え際から遠い位置(上側)に糸を通す

 

必要があります。

そうすると、

 

まつ毛の生え際と糸で挟まれる組織の量が多く

 

なります。

 

 

腫れ(むくみ)は

 

細胞と細胞の間に水分がたまる

 

ことによって生じます。

つまり、

 

幅広い二重を作るために

まつ毛から遠い位置で糸をかける

糸で挟まれる組織量(細胞と細胞の間)

が増える

水分がたまるスペースが増える

その部分が腫れ(むくみ)やすくなる

 

ということです。

当たり前かもしれませんが、

幅広い二重が術後に腫れ(むくみ)やすいのは

このような理由があるためです

(もともとの組織量が多い、

いわゆる「厚ぼったいまぶた」の方も

同じような理由で術後は腫れ(むくみ)が出やすいです)。

 

 

いかがでしたか。

 

幅広い二重にすると腫れ(むくみ)が出やすくなる理由

 

についてお伝えいたしました。

 

埋没法で幅広い二重にするとぱっちしりた印象になり

お化粧映えもするのですが

どうしてもダウンタイムは大きく、長くなりやすくなります。

 

手術の性質上、幅広二重のダウンタイムは

ある程度は避けれらないのですが

 

2~3週間経過する

 

とかなり落ち着いてきます。

ダウンタイム期間中は

どうしてもご不安になるかと存じますが、

 

腫れ(むくみ)は時間の経過で

徐々に落ち着いていきます。

必要以上に不安にならず

 

就寝時は無理のない範囲で頭をあげる(枕を高くする)

 

などの腫れ(むくみ)をなるべく早く落ち着かせる

対策を取っていただければと存じます。

この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。

 

 

施術名:フォーエバー二重術
施術の説明:根本から改革した糸の結び方、糸の通し方でまぶたの中に埋め込み二重を作ります。
施術の副作用(リスク):だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、目がゴロゴロする、二重幅に左右差があると感じる、希望の二重幅と異なると感じる、眉が下がることによる二重幅の変化、ラインが消失する、ラインの乱れ、違和感を感じるなどを生じることがあります。
施術の価格:両目195,100円