仕事柄、
「神社系の人ですよね?」
としばしばお尋ねを受ける。
心の中では
(んーーー、「神社系」って何?)
となっている。
先日もそのようなお尋ねがあり、
重ねて、
「自分の近所のそこそこ大きい神社がこの頃おかしい。何とかする方法はないか」
とおっしゃる。
私から申し上げることができるのは、
「神社の方は命を削る勢いでその場を守っている。
その方法に対して、
外側からほんの一部を見ただけであれこれ物申すのは全くのお門違い。
それを踏まえて、もしあなたが何かを致したいのであれば、
ただひたすら、
そこに坐す神々とそこを守る人々にに対する感謝の気持ちをお伝えすることだ。」
ということ。
ある種の特定の神々とその眷属についての偏った思い込みは、
ひとえに人間ゆえの狭い視野の賜物でしかない。
その思いが、
「あなたの見たくない何者か」
の形成に大きく寄与している可能性はないだろうか。