【はらどけい】 by SB

【はらどけい】 by SB

日頃の「喜・怒・哀・楽」を思いつくまま,気の向くまま(写真は1月の京都:比叡山 我が家の近くから)


日本が危機に瀕している。このままでは大変なことになる。
密かに押し寄せる移民を排斥すべきである。
政治的な話ではない。動物の世界の話である。
「侵略的外来種」が問題になっている。
代表的なものが「アルゼンチンアリ」

ディフェンダー5人を抜き去り、最後には神の手を使うマラドーナのごとく、並みいる在来種をあっというまに征服し帝国(コロニー)を築き上げる彼等が日本にも襲来している。
 もはや、神風に頼ることも出来ず、恐ろしいほどの繁殖力を持つ彼等に日本中が席巻されるのにそんなに時間はかからないかも知れない。
 彼等は雑食性の非常に攻撃的な種で、「一つのコロニーに多数の女王アリが存在する」という特性や、巨大コロニーを形成することなど、繁殖力が異常に強いため、駆除や根絶が容易ではなく、ときにおいて生態系を破壊することが世界的に問題視されている。
 働きアリの体長約2.5mm体高1.6mm程度で、女王アリは通常その2-4倍程度の大きさである。多数群れているときにそのうちの1匹を潰すと黴(かび)くさい臭いがする。攻撃性が強く、他種のアリの巣を見つけるとこれを襲って、その巣の成虫幼虫含めまるごとエサにする。アリだけでなく、ハチの巣や天敵であるはずの鳥の巣まで襲ってヒナを殺す場合がある。またよく人家にも侵入し、その場合は人間や家畜が攻撃の対象となる。主な武器は大顎で、これでもって噛み付く。多女王性であり、一つの巣に複数の女王アリがいる。その割合は、ふつう働きアリ1,000匹に対して女王アリ8匹程度であるが、超巨大コロニーともなると1,000,000匹以上の働きアリを抱え、女王アリの数は1,000匹以上になる。
 世界的に見ると南アメリカが原産地とされるが、現在アメリカ合衆国内ではフロリダ半島を中心とする合衆国本土南東部とカリフォルニア州を中心とする地域、オセアニアにおいてはニュージーランド、イースター島、オーストラリア、ハワイなどほぼ全域で、その他ヨーロッパ、南アフリカで生息が確認されている。アジアでは記録がなかったが、1993年に日本の広島県廿日市市で初めて採集され、広島市、大竹市、呉市、府中町、山口県岩国市といった周辺地域での定着も確認された。その後兵庫県神戸市のポートアイランド、愛知県田原市、豊橋市、岐阜県各務原市、神奈川県横浜市、なんと、私が住む京都府京都市(伏見区)でも生息が確認され、現在11都府県で繁殖が拡大している。狭い国土の日本なら彼等が手中に治めるのは簡単なことかも知れない。静かに深く、そして確実に日本は今、侵略の危機に瀕している。こうなれば、ウルトラの星から救世主を呼び強力なスペシウム光線ならぬ殺虫剤をシュワッチと噴霧してもらうほかは無いのかも。しかし、3分間では無理かもしれないなあ・・・。