【キャスト】
ピコ 岡村 美南
マコ 土居 愛実
マコの母 あべ ゆき
メソ 大空 卓鵬
デビル 野中 万寿夫
エンジェル 有賀 光一
ヤクザ 金久 烈
暴走族 坂本 剛
部長 菊池 正
老人 山口 嘉三
老婦人 佐和 由梨
夢の配達人 荒川 務
≪男性アンサンブル≫
川野 翔 一色 龍次郎 練子 隼人
前田 員範 佐野 隼平 政所 和行
野口 雅史
≪女性サンサンブル≫
蒼井 蘭 大橋 里砂 小澤 真琴
石井 亜早実 岸田 実保 濱田 恵里子
平井 佑季 森田 真代 志賀 ひかる
守山 ちひろ 豊永 晴加
当初8月24日が千秋楽で、ちょうど休日出勤の日と重なっていたので、千秋楽行けないならいつでもいいや…となんとなくとったのが8月9日(笑)
仕事は午後お休みして『夢から醒めた夢』デビューしてきました♪
ロビーパフォーマンスが13時から始まるとのことでしたの、昼休みのチャイムが鳴ると、風のようにすぐに職場から消え目指すは浜松町へ。
座席は1階2列目どセンターより若干下手より。
同じ列の4席離れた座席には、アメブロで仲よくしてくださっている、けいさんがいらしたとは…
他にも同日観劇でアメブロで仲良くしてくださっている方が数名…なぜこんなに多いのかしら?
≪ロビーパフォーマンス≫
なんとか13時少し前に会場に着き、何から見ていいのか分からないので、とりあえず会場内のロビーで待機。
フランス人形・マーチング・マリオネット・タップ隊・白黒ピエロなど次々と登場♪フラフラしつつ小人のハンドベルに落ち着きました。
劇場内でもパフォーマンスが行われていて、わなげ等参加型のものあり、ただただ開演時間を待つだけの他の演目とは違い、楽しい待ち時間でした♪
今回、ロビーパフォーマンス初体験で何も分からない私に、メッセージやブログでオススメのパフォーマンスや出没場所を丁寧に教えてくださった方々、本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで初体験にもかかわらずいろいろなパフォーマンスを満喫することができました。
客席の上手ブロック通路沿いの空席に座っていた荒川さんが登壇し開幕。
≪全体的な感想≫
とにかく、終始泣き続けました…最後はもう涙枯れました(笑)
泣きすぎて記憶が飛んだのか、ハッキリ覚えているのはお見送りのみです…
いじめ・夫婦の絆・世界平和など、老若男女幅広い世代に向けたメッセージが散りばめられた演目でした。
どの年代の人が見ても、自分と関わりがあるメッセージが1つはあるので、共感しやすいと思います。
観劇後から「二人の世界」が頭から離れず、帰宅後動画で何度も何度も見ましたが、この曲のイントロを聞くだけで、涙が溢れてくるという、パソコンに向かって泣いている怪しい人です(苦笑)
今もTSUTAYAで借りた『夢から醒めた夢』のCDを聞きながらブログを書いていますが、何度もウルッときてしまい、ブログがなかなか進みません(笑)
また、私達が見る夢は“夢の配達人”が配った夢という設定が斬新だな…と。このような発想が浮かぶとは、さすが赤川次郎先生。
≪ピコ役 岡村さん≫
『CATS』では何度も拝見していますが、人間の姿ははじめましてです。
手足が長くスラッと長身の岡村さん。
赤短パンのスリットがなにげに深く、しゃがんだりすると、見えそうで見えない(何が?)のですが、いろいろ無駄な心配をしていました。
表情が豊かで、特にほっぺをふくらました顔がとってもキュート♪
動きも大きく分かりやすく、好奇心旺盛のピコそのものでした。
そして、何よりも岡村さんの歌唱力に圧倒されました。ソロが少ない『CATS』より、ピコの方が歌唱力のすごさが伝わってきます。
また、実年齢は土居さんの方が上だと思いますが、マコデビューしたばかりの土居さんを気遣うような優しい目線が印象的でした。『オペラ座の怪人』でいう鈴木ラウル的な役割でしょうか?
今までは、達郎さんに“美南”と呼び捨てにされている岡村さんに嫉妬心を抱いていました(←アホです)が、今回ピコを演じる岡村さんを見て、その魅力にやられました…
もう嫉妬しません…たぶん…きっと…
≪マコ役 土居さん≫
『オペラ座の怪人』で一度だけクリスティーヌを見ましたが、雰囲気も衣装もマコの方があっている気がします。岡村さんとの身長差はこればっかりは仕方がないです…
登場時のあのゆっくりとした話し方が最後まで続くのかと思い、ゾッとしましたが、最初だけでよかったです(笑)
歌声は少し鼻にかかるような部分や声がぶれるように感じたところもありましたが、岡村さんに負けない歌唱力でした♪
セリフは、感情がこもっていないように聞こえてしまう部分がありましたが、また回数を重ねれたら素敵なマコになる気がします。
『夢から醒めた夢』とは全く無関係なのですが、パンフレットの土居さんのプロフィール写真って…
≪デビル役 野中さん≫
ガストンが見え隠れする野中デビル。
今回のようなオネエ系の役も実はしっくりきてしまうところが演技力があるといいますか、なんだか複雑な気持ち…
≪エンジェル役 有賀さん≫
『ハムレット』の墓堀りシーンで、相方の俳優さんのセリフが吹っ飛んでしまった時に、「え?」という感じで相方と一緒にフリーズしていた方…という印象の有賀さん(どんな印象だよ)
全力で笑わせにかかる野中デビルに耐え切れずたまに笑っていませんでしたか?
そんな笑いをかみ殺す爽やかな有賀さん…好きです(照)
≪老人役 山口さん/老婦人役 佐和さん≫
このお二人を見ていたら、自分の祖父母を思い出しました。
結婚記念日に亡くなった祖母。
先に旅立った祖父が霊界空港で待っていて、結婚記念日に祖母呼んだのかな?なんて思いながら、お二人のやりとりを見ていたら号泣…
≪夢の配達人役 荒川さん≫
立ち振る舞いがやたら紳士的な荒川さん。
舞台袖にはける時の歩き方も無駄に(←無駄ではない)素敵♪
初見なので、あれが正しいのかもしれませんが、微妙に音程がずれた所もあった気がしますが、元アイドルの本領発揮…爽やかスマイルですべて帳消しです(笑)
「天上に昇る」というセリフは別演目でお願いしますとツッコミたくなりました。
『夢から醒めた夢』では「天上に昇る=死」という意味で使用していると思うのですが、『CATS』では必ずしも「天上に昇る=死」ではなく(たぶん)、結局の意味はなんとなくぼんやりしていますよね…
≪アンサンブル≫
ひたすら『CATS』出演者の一色さん・川野さん・大橋さんの3人を目で追い続けました。
注目度は“一色さん:川野さん:大橋さん=6:2:2”という感じでしょうか?
とにかく一色さんのキレッキレの激しいダンスに惚れ惚れ…(欲を言えばあと少しだけ身長が高いと、さらにダイナミックさが増したのかしら?なんて大きなお世話ですよね)
カーバの時もたぶんキレッキレだったと思うのですが、キャッツはいろいろな猫さんを見なければいけないので見逃していたみたいです。すみませんでした。
『CATS』のリハーサル見学会の時の印象なのか、少しチャラいイメージがあった一色さんですが、この際、チャラくてもなんでもいいです。だってカッコイイんですもんっ!
≪お見送り≫
『ジョン万次郎の夢』以来、2回目のお見送り…2回目といえどもかなり緊張します。
今回の目標は、とにかく岡村さんと土居さんと握手!
あとは『CATS』出演者の荒川さん・一色さん・大橋さん・川野さんと握手できたらいいなぁ~と…
そして、劇中終始泣き続けた結果、目も鼻も真っ赤でかなり恥ずかしい顔でお見送りを突破しなければいけないという…
ロビーでさっそく川野さん・大橋さんを発見。勇気がなく素通り…
ロビーを出たところで一色さんとすれ違うも、イケメンすぎて恥ずかしくて素通り…
ダメすぎるぜ自分!
しかしこのままで終わるわけにはいかないっ!と自分を奮い立たせ、あべさん・練子さんと握手。
その勢いで土居さんとも握手♪
小柄だと思っていましたが人込みに完全に埋もれています…
もみくちゃにされながらも、笑顔で握手してくれました。握手すると好きなってしまう病発症(笑)
その後、スタッフに撤収を促されている岡村さんとも無事握手♪
岡村さん大人気で撤収するに撤収できない状態に…
最後は、出口にいた荒川さんと握手♪
タガーでは一度だけ握手したことがありますが、その時は目をあわせてくれませんでしたが、今回は丁寧に目を見て握手してくださいました。
メイク濃いな…と思うのと同時に、間近で見ると荒川さんってキレイな顔してるなぁ~と。
≪最後に≫
劇団四季の好きな演目トップ3に入る大好きな演目になりました!
今日もさっそく友人に『夢から醒めた夢』がどれだけ素晴らしい演目かということを熱弁してきました(笑)熱弁と言っても「ホント超いいから!」を連発していただけのような気もしますが…
公演も残りあと半月程度なので、行けるかぎり観に行きたいのですが、なにせ土曜日以外はすべてマチネという…そんなに仕事お休みできないからっ!
それでも、せめてあと1回は観に行きたいので、仕事と要調整です♪