鎌倉駅西口を出て北の方に向かうと「扇ケ谷」です。10分ほど歩いたところにある『寿福寺』を訪ねました。

 

 源頼朝が没した翌年の1200年(正治2年)に妻だった北条政子が栄西を開山に招いて創建したお寺で「鎌倉五山」の三位になっています。1位は建長寺、2位は円覚寺、4位が浄智寺、5位が浄明寺でした。

 

 鎌倉で最も美しいといわれている「桂敷き」の参道を歩きました。樹々に囲まれた静寂なところでした。

 

 

 

 本堂の左手の細い坂道を辿ってゆくと・・・岩をくり抜いた「やぐら」がいくつもありました。鎌倉独特の横穴式墓所にもなっています。

 

 北条政子のお墓は五輪塔でした。

 

 「方形」の台は「地」、円形は「水」、三角は「火」、半月形は「風」で、一番上に『空輪」です。

 

 やぐらの前に「梛(なぎ)の木」の苗が植えられていました。縁結びのシンボルになっているようです。

 

 源実朝のお墓もありました。

 

 

 

 

 ガサゴソという音で振り返ると・・・台湾リスがいました!

 

 こちらの墓所には高浜虚子や大佛次郎のお墓もあります。

 

 長谷大仏の裏手に住んでいたので「大佛」というペンネームを使っていたのです。

 

 帰りは「寿福トンネル」を抜けてゆきました。鎌倉らしいところです。

 

 トンネルを抜けたところに桜が咲いていました!ガーベラガーベラガーベラ

 

 鎌倉駅西口から徒歩7分というところに大正時代に造られた洋館があって『古我邸』というレストランになっていました。

 

 

 1916年(大正5年)にできた「鎌倉三大洋館」の一つです。鎌倉文学館(旧前田侯爵家別邸)、旧華頂宮邸も有名です。

 

 こちらは三菱財閥の専務理事荘清次郎の別荘で設計は旧三菱銀行本店や丸の内ビルなどを手がけた桜井小次郎でした。ジョサイア・コンドルのお弟子さんだったそうです。

 

 見晴らしの良い・・・まことに気持ちの良いところでした。

 

 裏には湧き水が注ぐ池があって、スタッフさんによると夏にはホタルも見られるそうです。私たちはここで美しいエメラルド色の羽根のカワセミを目撃しました!

 

 階段を上った崖の上に畑があって、こちらのレストランで供される野菜を栽培しているそうです。

 

 

 

 かつてのオーナーだった古我信生さんはカーレーサーの草分けだったそうです。

 

 

 シェフはスペインバスク地方サンセバスチャンの三つ星レストランなどでも修行したそうです。

 タパスのイワシの酢漬け、クリームチーズ、苺などから始まるライトコースはまるで生け花のようにキレイでお味も抜群でした。

 

 

 天使のエビ、ホタテのガスパッチョ。

 

 サワラのローストにも美味しいソースが・・・。飾り付けも楽しい一品でした。

 

 メインは軍鶏のローストでした。

 

 

 大正ロマン溢れる洋館でランチを楽しんだ後、鎌倉銘菓「くるみっこ」を購入して帰ってきました。くるみがたっぷりと入っていて絶妙な食感で「お気に入り」なのですが・・・いつもは長蛇の列でなかなか買えません。