僕がなぜ、日本パーソナルブランド協会の認定講師になり、パーソナルブランディングのセミナーやコンサルティングをしているのか。

 

実は、これには、長い歴史と暗い過去があったのです。

 

 

僕がパーソナルブランディングと出会ったのは、1997年。アメリカでした。

 

ハーバードビジネススクール卒業、マッキンゼー出身のトム・ピーターズという経営コンサルタントが、この言葉を初めて使いました。

 

こいつの発想力が大好きなんですが、こんなおバカなやつです。

 

 

なぜこの言葉にピンときたのか?

 

それは、僕自身がパワハラを受けていたからです。

 

 

 

当時はまだ、ハラスメントという言葉がなく、今で言うパワハラ、セクハラが横行していました。

 

名前も顔もしっかり覚えています。

 

1人の上司と、3人の先輩。

 

ま、当時の僕は、「アホがほざきよるわ!」って感じで、そこまで精神的苦痛を味わってはいなかったのですが、(そうは言っても、それなりに辛くはありました。) それでも、個が組織の中で味わう大問題として、大きな問題意識を持っていました。

 

組織の中で個がどうあるべきか?

 

そのひとつの答えがパーソナルブランディングだったわけです。

 

 

 

この数十年の僕の行動様式はこの2つの言葉に集約できます。

 

和して同ぜず

礼を尽くす

 

他と意見が異なる場合、その意見を表明した方が全体のためになると思えば(表明する意味があれば)、しっかり礼を尽くして、失礼にならないように表明すること。

 

和して同ぜずとは、自分の流儀や考えを確立し迎合しないことです。これはまさにパーソナルブランドです。

 

そして、相手と反することを礼を尽くして表明することは、パーソナルブランドを確立するために必要な「伝える」という作業のやり方です。

 

 

パワハラはありましたが、その理由は、決して僕がイヤなヤツだったからではなく、失礼なヤツだったからではなく、たぶん、人と違うから、能力が高かったから、です。

 

そして、4000人の中から1人だけの抜擢も手に入れました。

 

 

 

僕が知らず知らずのうちに実践してきたことが、パーソナルブランディングという言葉を得ることによって初めて認識できて、その価値を感じることができました。

 

僕だからこそ伝えられる。僕だからこそ伝えなければならない。これが、僕がパーソナルブランディングと付き合っている理由です。

 

 

 

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