2024年5月10日(金曜日)

KIN202

白い風黄色い戦士音7

第4の城、熟成の期間。撒いた種を刈り入れる時期

今日は黄色い戦士の13日間の7日目です。





白い風

・繊細な感性・感情

・感受性

・スピリット

・インスピレーション


黄色い戦士の13日間

・戦いの力

・自己との戦い

・挑戦

・知性

「チャレンジ・挑戦」「大胆さ」「行動」「問う」「真正面から物事をみる」などを意識して過ごしてみましょう。


音7

思い込み…プラスにしてこそ、意味をなす

・情報の選択をしっかりする

・情報を絞り、プラスの思い込みでいこう

・調律する

・フォーカス、調整のエネルギー

・宇宙につながりやすい

・神秘


日々の言葉

異なる考えを認める度量が問われる。

前向きな反省が新たなエネルギーを生む。

大きな感動は魂を揺さぶる。

(越川宗亮先生の著書より)



日めくりカレンダー

今日の言葉

自分の言葉で語れるか?


言葉には魂が宿る

私は人前では、原稿を用意してそれを読み上げたいタイプです。ナマで話すと支離滅裂になってしまいそうで怖い。ですが、生で言う言葉にはその人の全人格がこもります。私もダイレクトに自分の言葉で話せる度量をもちたいです。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨


読書記録


芹沢光治良著

「人間の運命(一)」

第1巻「父と子」

第2巻「友情」

芹沢光治良さんがマヤ暦KIN16で、私とはもう一人の自分とも言うべき鏡の向こう。深いご縁のあるナンバーです。

それがわかったことがきっかけで、本棚に眠りっぱなしの「人間の運命」をもう一度読んでみようと読み始めたのは1月下旬です。


図書館から予約した本が次々届き、期限に追われながらそちらを優先して読むので、「人間の運命」は合間合間にちょっとずつの読書でした。


この愛蔵版を購入したのは1991年の発刊直後なので、もう25年以上も前のことですが、買ってからは本棚に飾って満足で、ほとんど読んでいません。

何年も前に(10年以上前)、一度だけ読み始めてみたけれど、第1巻の「父と子」のあまりの貧しさからの暗さと侘しさにページが進まず途中でやめてしまっていました。


なので今回読み直すにあたり、1巻目は「鬼門」と、暗く侘しいのを覚悟して読みましたが、あれ?どこがそんなに暗くて読むのが辛かったのかなと、ネガティブさを感じずに読むことができました。

光治良先生の文章が客観的な目で俯瞰するように書かれているから、貧しさや暗さの中に埋没しないで済んだのかもしれません。


この物語の元々の刊行は第1巻の「父と子」が昭和37年、第2巻「友情」が昭和38年です。私がまだ幼稚園児くらいの頃の昔だったんですね。🥹

物語の時代背景も明治期ですが、古臭さは少しも感じません。


主人公の森次郎は、大きな網元の家に生まれ、本来なら何不自由なく暮らしていけただろうに、父が天理教を信仰し財産は埃(ほこり)とほとんどを寄進した上に次郎を祖父母に預けて他の兄弟を連れて家を出てしまいます。

祖父母の家は教会の布教所になり、貧しい漁民たちが何彼と集まって祈りを捧げたり談笑したり。

部落の男はみな漁師になるしかない中で、中学に進学した次郎は異端者とみなされます。

教会の理不尽さに疑問を感じ、中学で出会った友人の影響で西洋音楽に感動する。

多感な思春期でありながら、悩み、内省する次郎に心が釘付けになっていきました。


教会の寄進の話には、統一教会の献金問題や宗教二世の問題が思い浮かびました。今、風の時代と言われ、それまでの地の時代とは違ってきているそうですが、こう言う宗教は地の時代ならではの特性かしらと思いながら読みました。


つらつら書いているとキリがない。

感想なんて一言で言えないです。

森次郎と再会できている喜びに浸っています。

彼の人生をこれから辿っていけるのがとても嬉しいです。

扉の次のページに光治良先生の言葉

「文学はもの言わぬ神の意志に言葉を与えることだ」



みなさん、今日も良い一日をお過ごしください〜