「今日から読みます100万語」の本に出会って、英語の洋書多読を始めたのは2003年のことです。


以来、

1冊数十語の超やさしい絵本から読み始めて、コツコツもうすぐ20年。


100万語に到達したのは1年半後。


200万語を超えた頃からハリーポッターシリーズをオーディオブックを聴きながら読むようになり、その後黙読だけで楽しめるようになり、

少しずつ長い本、ハイティーン向けの本、大人向けのペーパーバックも楽しめるようになりました。


一区切りついたのは5年前。1000万語に到達した後から洋書多読はペースダウン。

その代わり和書を読むのが楽しくなりました。


最近は買ったまま積読状態になっていた洋書をのんびり読んで楽しんでいます。


今回読み終えたのは学園もののBOXセット。

10年前に買い、4巻まで読んで投げ出していたシリーズです。


10年ぶりに1巻から読み返してみました。

何となく覚えているような…懐かしい記憶。

At Clare’sと言う寄宿制学校に転入した双子の姉妹の話を中心に、1年生から最高学年の6年生までの一年ごとの話が紡がれます。

それが毎回、新たな転入生を迎えて一悶着だらけ。ミステリーでもないのに、ハラハラさせられる事件が満載です。

この本でspiteful という言葉に何度出会ったことか‼️

各巻、必ず意地悪で性悪な子が出てきて、問題を起こすのです。改心して成長する子もいますが、救いようがないとみられるや退学になって退場する子も。


イギリスが舞台の私立学校の個性が垣間見られます。時代はもう少し前みたいですが。

思春期の子供向けの本ですが、内容は良く、読み応えがありました。

9巻もお話が続いたので、終わってしまって寂しいわー😅