海が好きな私をやめたい
料理が得意な私をやめたい
そんな自分でい続けないといけない人生が
たまらなく長く長く感じるから
バスケを頑張る私をやめたい
友達が多い私をやめたい
仕事のように思えて
もうそろそろ嫌いになりそうだから
好きで始めたこと全てが
確かに私という人間を形作った
いつの間にか私の原型が
自分でさえ分からない程に
たくさんのもので埋め尽くされていた
誰のためだろう 何のためだろう
もう目的も分からない
でも必死に掻き集めては守る
本当は全て要らないものだと解りながら
私が動けるスペースは
私が纏う洋服との隙間ほどしかない
身動きが取れない 固い 冷たい
張り詰めている糸 切ってしまいたい
後ろから聞こえる声なんて
私には必要のないもの
振り払い 自由になり
そして同時に孤独になるの 望んだように