癌になって良かったと言われました | ☆夫の肺癌を一緒に乗り越えるため☆

☆夫の肺癌を一緒に乗り越えるため☆

2019.12 夫の肺ガンステージ4(骨転移、リンパ節転移あり)が発覚。一緒に乗り越えるための記録を書いていきたいです。
メール頂いても返信する事が出来ないです。
本当にごめんさない(>_<)

夫が肺腺癌ステージ4ということ 


完治に向けての治療はできず 

延命しかできない 


そう医者から言われた時 

私の世界は灰色化しました 


ずっと一緒にいるものだと思っていたのに 

主人との未来が見えなくなり 

一瞬生きる意味が分からなくなりました 


ステージ4=もうすぐ死ぬ 

そう勘違いしていたんです 


癌患者の会に参加し 

色々情報収集をして 

希望はまだあるということ 

余命はあてにならない 

ということを知りました 


最近、

夫がこんなことを言いました 


「オレ、癌になって改めて 

さゆと家族から一杯の愛情を感じた 


こんなに大切にされているんだって 

自分はなんて幸せ者なんだろうって


家族には迷惑をかけるけど 

癌になって良かったとさえ思う 

でも俺が死んだ後

さゆを1人にさせてしまう

それが本当に心配でたまらない 


それからこんな事も↓


ある医者が言ってた


『突然死ほど不幸なことはない 

それに比べて癌は 

余命がある程度分かるし 

やり残したことをやる時間も 

本人も家族も思い残す事のないよう

時間を使える

死ぬなら癌で死にたい』 

って

今はそれが理解できる


と・・・ 


私達はこれから起こりうることを 

何も分かっていないのかもしれません 


肺癌の終末期や看取りについてまで 

調べまくりましたが 

まだ分からないことだらけです 


でも、時間ある限り夫に寄り添いたい! 


昔の有名な歌でこんなのがありました 

現代語に訳すと↓ 


「辛いことよ、どんどん私の身に降りかかってこい! 

私は決して負けないぞ!」 


そんな気持ちでいます