こんにちは
 
まだまだ世間はパンデミックで騒がしいです。
今年度はこんなかんじで
さみしい別れになりました。
 
修士から博士、途中に1年挟んだので、合計6年間。いえわたしは短大生の時分からご指導いただいていましたので
 
どうかな・・・・
ええ27年間???のお付き合いですかね
まあ、こんなにしっかりご指導いただいたのはこの6年間です。
 
今日はお別れでした。
最後のご挨拶に伺いました。
研究室に行くまではさみしくて泣くんじゃないかと思ったのですが
教授の顔を見たら
あかん
泣いたらあかんと思いました。
一緒に行ったのはゼミ仲間の3名でした。

不要になった書籍を取りにおいでとメールをいただいたのです。
 
最初は遠慮していましたが
持って帰らないと捨てると仰ったので
迷わず段ボールに入れました。
 
絶版になっている難病のこどもたちシリーズがもらえたのでうれしいです。
 
その後、近くのカジュアルフレンチさんで教授と准教授とわたしたち5人で仲良く最後のランチでした。
移動するのにエレベータに乗ったら
うちの教授と同時に退官される学部長に出会う。(うちの教授は学科長)
ご挨拶をしつつ
同期が「もう先生は今後どうされるんですか?」と質問すると
「もうあなたたちにすべて渡したから。きっぱり晴耕雨読の生活に入ります」
きっぱり。
うちの教授みたいだ。
かっこいいなあ。
 
 
 
 
 
いろいろお話しましたが
最近悩んでいた、学会の抄録の査読委員の仕事について
わたしが話すと
教授も准教授も
「学会発表は、いいんです。倫理的配慮が書けていたら採択です。論文投稿じゃないんで。」と言われました。
オールOKですって。
そっかあ
学会だもんね。
臨床の看護師さんの努力を摘んではいけないのはわかっています・・・もちろん自分もそんなえらそうに言えないことも。
優しい査読を心掛けたつもりでした。
しかし帰宅して自分の査読コメント見直して
どんだけつっこんどるんや!と自分につっこみました。やだやだ
ちょっとわかりかけてきたからって自分も大したことないのにエラソーに上から書いちゃったよ。
 
昨日、自分も論文の修正したやつを指導教官たちに送ったら
なんと腰の低い文章で指導講師から丁寧な指摘をいただきました。
そうですよねえ。
こうでなくっちゃ。
 
と思い直し、すべてコメントを書き直しました。
臨床看護師さんの努力を育てる気持ちで書き直しました。
 
これが教授からの最後の教えだと思います。
 
本当に6年間ありがとうございました。
これからもどうかお元気で。
 
もうひとりで立って研究していけるようになりたいです。
頑張ります。